明治2年(1869年)、現在の吾妻橋のたもとで創業。厳選した海の幸、山の幸を現代の嗜好にあわせ薄味でまろやかな味わいに仕上げた「若煮佃煮」各種をご提供しております。
創業は明治2年(1869)です。当時は、目の前の隅田川も水がきれいで白魚やフナ、海老などがたくさん獲れ、それらを材料に佃煮を作っていました。5代目となった現在、旬の素材を使い、伝統の味を守りながら現代の味覚に合った商品の開発にも積極的に取り組んでいます。
栗きんとんは、岐阜の美濃地方に縁ある郷土菓子。栗にこだわる恵那川上屋が厳選した栗と少しの砂糖を合わせて炊き、一つ一つ手絞りで仕上げた逸品です。栗の品種や収穫期によって砂糖の量や炊き時間を工夫。手鍋で丁寧に炊き上げる昔ながらの味をお手本に、菓子職人が真心込めて炊き上げています。ほっこり心温まる素朴な食感をお楽しみください。
私たちの生活のなかには日常生活と別に特別な日(ハレ)があり、もち米は貴重品であったのでもち米を蒸したおこわは慶事や祭り、正月などハレの日にだけ食すという文化がありました。また特別な日(ハレ)にまつわる食べ物やしつらい、しきたりだけでなく旬の食材の働きを知りその季節にふさわしい状態でからだに取り入れる工夫も私達日本人は先祖から受け継いできました。「思いを貫く」ということは何事においても簡単ではありません。「簡単に安く大量のものを売る」のではない沢山の思いと目標が「おこわ米八」にはあります。その実現に向けて私達は日々挑戦を続けています。
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