国産シードル特集
シードルとは

シードルは、りんごを原材料とする醸造酒で、日本では発泡性のあるものをシードル、非発泡のものをアップルワインと呼ぶことも。

また、シードルは生産国により呼び方が変わり、日本ではフランス由来の「シードル(Cidre)」とアメリカやイギリス由来の「サイダー(Cider)」の2種類の呼び方がそのほとんどを占めています。
サイダーというと炭酸ジュースのイメージが強いので「ハードサイダー」という場合もあります。

原料は「りんご(※)」だけ

原料となるりんごは、生食用の「ふじ」「紅玉」などが多く使用されますが、加工専用品種の「グラニースミス」や「ジェネバ」などを使用することもあります。また副原料として、洋梨やその産地の果実・スパイスなどを加え、シードルにフレーバーを付ける場合もあります。

(※)洋梨だけで醸造されたものは「ポワール」と呼びます。

低アルコールで飲みやすい

造り方や産地によりさまざまですが、平均して2%~9%。優しい口当たりと泡立ちで、タイプとしては「辛口」から「甘口」までさまざま。お好みのシードルを探してみるのはいかがでしょうか

フードフレンドリー

多彩な味わいがあるシードルは、選び方次第で多くの料理に合うフードフレンドリーなお酒です。すっきりタイプは揚げ物、ドライでキレのある辛口は焼き魚やサラダなど、果実味があり飲みごたえのあるタイプは肉料理やチーズなど。
また低アルコールなことから、普段お酒を召し上がらない方やこれからお酒を楽しもうという入門編としてもおすすめです。