坂角総本舖の代表商品「ゆかり」の歴史
寛文六年(1666年)、尾張藩主の徳川光友公が知多の横須賀(現在の愛知県東海市)に御殿を造営されたときのこと。漁師たちが浜辺でとれたての海老のすり身をあぶり焼きにして食べている「えびはんぺい」を極上の美味として絶賛され、以後徳川家献上品となったそうです。
明治22年、創業者 坂 角次郎は当初の製法に工夫を重ねて「生せんべい」を完成。現在の味と姿へ移り、昭和41年に「ゆかり」と命名。以来、その由緒ある味わいはご縁を大切にする贈りものとしてご好評いただいております。