ルフレーヴ家と血縁関係にあるモンテリーの名家。シャトー・ド・モンテリーは、1722年にモンテリーの領地を手に入れたフランソワ・フロマジョの娘と、その夫、フランソワ・ブリュネ・ダントゥイユによって1746年に建てられました。それから160年近く後の1903年に、この城館を相続したのがアルベール・ド・シュルマン。現当主、エリック・ド・シュルマンの曽祖父にあたります。エリックの母がピュリニー・モンラッシェのルフレーヴ家出身なことから、日本には故アンヌ・クロード・ルフレーヴによるネゴシアンブランド「CLAC」の1アイテムとして一足先に紹介されました。お膝元のモンテリーに5.5ヘクタール、コート・シャロネーズのリュリーに5ヘクタールのブドウ畑を所有しています。アンヌ・クロードの親類だけに、ブドウ栽培は1996年からビオディナミ。2000年に申請し、2003年にエコセール=ABの認証を取得しました。ワインはスパイス(ローリエ)、チェリーが香り、タンニンは、まだまとまっていないものの、口に含むとほのかに感じるビターな味わいが心地良く、2~3年寝かす事で本領を発揮します。