【生産者情報】
アルヴィナ ペルノはピュリニー モンラッシェ村にあるドメーヌ ポール ペルノの当主ポール ペルノ氏の次男ミシェル ペルノ氏の娘であり、当主の孫娘です。彼女はブルゴーニュ大学やESC Dijonで学び、自らの名前を冠したワインブランドを立ち上げました。2018年産が記念すべきファーストヴィンテージとなります。自社畑も所有していますが、ブドウのほとんどはドメーヌ ポール ペルノからの供給を受けています。目指すスタイルとしては爽快感があり、キリっとした酸があり、長熟できるバランスのとれたワインです。生産量は極めて少なく、今後の争奪戦必至の希少性の高いシンデレラワインとなることでしょう。
【ワイン情報】
栽培は自らも参画するポール ペルノの畑で行うので、彼らとアルヴィナ ペルノの違いは醸造過程にあります。発酵温度は白は18度、赤は26度で期間は15~20日程度は変わりませんが、熟成中、ポール・ペルノは例年3月に澱引きするのに対し、アルヴィナ・ペルノでは澱引きをしないでシュール・リーのままで熟成させています。新樽比はポール・ペルノがACブルゴーニュ等のレジオナルが0%、村名格15%、1級畑が20-25%、グラン・クリュが30-40%に対し、アルヴィナ・ペルノはレジオナル0%、その他の全ても最高でも10%までにしています。これは新樽からの影響は控えめにすることで、できる限りテロワールを素直に表現したい為です。ポール ペルノが所有するピュリニー モンラッシェの約7.6?の区画のうち3区画、計0.18?から作られます。平均樹齢は30年以上。樽で11ヶ月熟成させてから出荷されます。
【味わい】
豊かな果実味を支えるミネラルと酸があり、まとまりのある味わい。白い花や柑橘系の果実のニュアンス。透明感があり、洗練されていて、シンプルにおいしいと感じるワインです。