世界各国の農園から集まったカカオは、アトリエにおいてマルコリーニ独自の理論のもと、10以上の工程を経て、彼の想いが凝縮された作品であるクーベルチュールへと形を変えます。
仮に同じ素材を使ったとしても、マルコリーニのクーベルチュールは誰にも作れないと彼は言います。なぜなら「アトリエは人間性そのものである。私の人間性は私にしか存在しないのだから・・・」。
マルコリーニが奏でるカカオの世界。
マルコリーニの創造する世界唯一のクーベルチュールをご堪能ください。

1964年ベルギー生まれ。数々の名店で修業を重ねた後、1994年にショコラティエとして独立。2015年ベルギー王室御用達の称号を拝領。ベルギーを代表するショコラティエ。

マルコリーニの最大の特徴はカカオへのこだわりです。マルコリーニは、カカオ豆の仕入れルートの開拓、買付け、選別、調合、焙煎や精錬、すべてに至り自分の手で行っています。仕入れひとつをとっても、何度となくカカオ農園に足を運び、そこでカカオの選別を行った上で直接農園との契約を取り付けるというこだわりよう。カカオ豆の良し悪しは気候や土壌、栽培方法によって大きく左右されるためであり、ワインのように同じ産地でも年度によって微妙に香りが異なってしまうからです。厳選され、農園から届くカカオはブリュッセル郊外にあるアトリエに大切に保管されています。こうしてマルコリーニの理想とする、画一的ではない独創的で大胆なアロマが生み出されるのです。

ショコラティエ辻口博啓が考えるショコラトリー
ル ショコラ ドゥ アッシュは、日本から世界を目指すショコラティエ辻口博啓が創作するショコラの店。
「HIRONOBU」のイニシャル「H」のフランス語「アッシュ」を店名に使用しています。
古くは、チョコレートは通貨や薬として使われ、神々の食材として尊ばれてきました。
その源は液体で「一滴のしずく」から生まれた食材です。
ロゴマークはその「しずく」と「H」を重ね合わせデザイン化したものです。

ル ショコラ ドゥ アッシュは、世界中のカカオの香りや味わいを日本の素材、文化と融合させ一粒のショコラに込め日本から世界に発信するショコラトリーです。
東京銀座にて『おもてなしの心』を重ね、ショコラの可能性を日々追及し、和素材や発酵をテーマにさまざまなショコラを創り上げています。
おいしいショコラのポイントとなる口どけ、香り、歯ざわりはもちろん、一粒のショコラを計算し尽くし、素材にこだわり抜いたル ショコラ ドゥ アッシュのオリジナルスタイルを日々研究開発しています。

ハプスブルク家の紋章をシンボルに掲げるヨーロッパの歴史の中で、長きにわたって栄華を極めたハプスブルク家。
デメルのお菓子は、時の皇帝や王侯貴族たちの舌を大いに喜ばせ、1799年にはウィーン王宮御用達菓子司に指定されました。 時代をこえ、今日までシンボルとして掲げてきたブランドマークは、ハプスブルク家の紋章をいただいたもの。
ロゴに記されている「K.u.K.HOFZUCKERBACKER」は、"宮廷御用達の菓子店"という意味をもっています。

ウィーンの本店にも古くからあり、長くウィーンの人々にも愛されてきた〈デメル〉の代名詞的な商品「ソリッドチョコ猫ラベル」。
可愛い猫のパッケージにはフランス語で「ラングドシャ（猫の舌）」ならぬ「ラングドレ（金の舌）」と書かれていて、舌の部分が滑らかな口どけを表現した金色のチョコレートの形になっているなど、洒落の利いたデザインになっています。
ちなみに〈デメル〉の商品のパッケージには、100年200年前に描かれたイラストが今でもそのまま使われていて、このソリッドチョコも同様に古くから変わらないイラストが使われています。