雁木 鶺鴒（せきれい）純米大吟醸

明治10年、岩国吉川藩の御用商人として諸商い(今でいう総合商社的な事業)をしていた八百屋甚兵衛の養子となった八百屋新三郎が分家独立して、錦川の河口近くにあった藩主の別邸である御茶屋跡に“八百新”を創業した。創業当時の銘柄である「新菊」を地元岩国のトップに押し上げる一方、ビールや洋酒などを扱う総合種類卸売も手掛けた。ところが大東亜戦争時に政府が三倍醸造法を奨励し、それに適応出来ず品質の芳しくない酒を出してしまい、「新菊」は評判を落としてしまう。それを打破する可能性が詰まった酒を「雁木」と名付け「おいしさを分かってもらえる人だけに飲んでもらおう。扱ってもらおう」という姿勢を貫き、現在では蔵の出荷数量も代表銘柄だった「錦乃誉」を凌ぎ、ほぼ全量が「雁木」になっている
特徴：酒造好適米「山田錦」を35％まで磨き、醸した純米大吟醸です。優雅な香味で満たされた後に、きれいな余韻が一筋に続くお酒です。
原料米：山田錦精米歩合：35％ 保存：常温 日本酒度：＋2,0 酸度：1.7 アルコール：16?17度

●内容量：720ml

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