≪ポイヤック≫CH クレール ミロン 2016

【生産者情報】
メドック格付け第1級、5大シャトーの一翼であるシャトー・ムートン・ロスチャイルドを擁するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド。そのオーナであるフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が1970年より所有するのが、このシャトー・クレール・ミロン。最高峰のファミリーが手掛ける中で、クレール･ミロンは最も外向的なワインと言われています。男爵の娘にあたるフィリピーヌ・ド・ロスチャイルド夫人とスタッフの献身的な働きと尽力により、畑の整理と再編、技術面に関しても大幅に改善。さらに2007年には新たな醸造設備を設立するなど、変革が続きます。そうした努力を重ねた末、シャトー・クレール・ミロンは現在メドックの新たなお手本的存在として、ワインラヴァーを虜にしています。

【ワイン情報】
所有する畑はおよそ41ha。ポイヤックの北側にジロンド河を見下ろす緩やかな傾斜で、ムートン･ロスチャイルドとラフィット･ロスチャイルドの間という絶好のロケーションに位置しています。畑の近くに川が流れており、ミクロクリマの影響でブドウが非常に良く熟すのが特徴的。土壌は主に砂利や石灰質で、平均樹齢50年のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、カルメネールが植樹されています。パワフルでタニックでありながらも、エレガンスを備えた仕上がりが魅力です。1980年代後半からは「格上げされるべき」と賞賛される秀逸なワインを生産しています。

【味わい】
2016年のボルドーは新時代のグレートヴィンテージ。紫がかった、深みのあるガーネット色の外観。プラムや黒スグリ、チョコレートにコーティングされたチェリーの甘やかで豪華な香りに加えて、ライラックやカルダモン、シガーの複雑なニュアンスが重なります。味わいはソフトかつ繊細。まろやかな口当たりに、ふくよかで厚みのある食感が口中でシームレスに広がっていきます。一級シャトーのスタイルを受け継ぐ偉大な深みと風味の広がりに圧倒されるワインです。

●産地：フランス・ボルドー
●地区：ポイヤック
●格付：第4級
●タイプ：赤・フルボディ
●品種：カベルネ ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ フラン、プティ ヴェルド、カルメネール
●容量：750ml

>>赤ワイン 商品一覧
>>渋谷ワインステーション ページトップへ