◇≪ドメーヌ ド ラルロ≫ニュイ サン ジョルジュ 1erクリュ モン デ ゾワゾー 2018

【生産者情報】
ニュイ・サン・ジョルジュの中心から2km南に位置するプレモー村にあるドメーヌ　ド・ラルロは、ドメーヌ建物の周りの約4haのぶどう畑のクロ・ド・ラルロから名付けられました。 1987年､保険会社のアクサ創設者がこのブドウ畑と建物を購入し､運営をデュジャックで醸造に携わっていたジャン・ピエール・ド・スメに委ねました。これが現在のドメーヌ・ド・ラルロの始まりとなりました。2000年には有機栽培に切り替え､2003年にはビオディナミ農法へ転換しました。除草剤などの化学的介入は避け､ 耕作によって畑の微生物を活性化させる事が重要と考えています。2007年にスメ氏の引退に伴い､運営はオリヴィエ・ルリッシュに受け継がれ､また2011年からジャック・ドゥヴォージュに引き継がれました。ジャックがクロ・ド・タールにヘッドハントされた為､厳しい選考の結果､アレックス・ガンバルで辣腕を振るっていたジェラルディンヌ・ゴド女史が新たにテクニカル・ディレクターとして採用され､2014年9月から正式に着任しました。

【ワイン情報】
ラ ジェルボットは､1992年と2006年に植えられた1級畑クロ ド ラルロ ブランの若樹区画です。約0.5ha所有し、新樽率は20％程度に抑えられます。この区画は勿論､プルミエ クリュを名乗ることが可能です。しかしドメーヌでは､あえて村名格としてリリースしています。ブドウの根が深く下層に達し､この偉大なテロワールのエレガントさと充実感を十分に表現できる時間を与えています。薄い土壌に下には石灰質の岩盤があり、決して「日当たりの良い」環境ではありませんが、土壌、天候などすべての要素が集まって活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えます。

【味わい】
ラ ジェルボットは､柑橘系の果実とアーモンド、蜂蜜の香り等が混ざり合う豊かなアロマを持っています。しっかりしたミネラルがあり、活発で､軽快な構造を持ち､テロワールのもつ輪郭を正確に反映しています。若いうちから味わうことができる魅力的なワインです。

●産地：フランス・ブルゴーニュ
●生産者：ドメーヌ ド ラルロ
●タイプ：赤
●品種：ピノ ノワール
●容量：750ml