バレンタイン2022
今年のいちおしブランド
～Food's Story バレンタイン編～

ショコラブランドは数あれど、バレンタインにはこのブランドはやっぱり外せません。今年の〈ジャン＝ポール・エヴァン〉について、東急百貨店の菓子担当アシスタントバイヤー、齋藤が教えてくれました！

東急百貨店 食品統括部 アシスタントバイヤー 齋藤

齋藤：〈ジャン＝ポール・エヴァン〉は、もはや説明不要のパリが誇る世界的ショコラトリーですね。"アーティスト・ショコラティエ"と称されるジャン＝ポール・エヴァン氏の素材や味へのこだわりが詰まった、独創的な感性と確かな技術から生み出されるショコラはまさに芸術品。もちろんバレンタインでの人気も毎年1、2を争います。

―〈ジャン＝ポール・エヴァン〉の今年のバレンタインのテーマは何ですか？ 齋藤：今年のバレンタインコレクションのテーマは「Des lendemains qui chantent（明日への希望を歌おう）」です。〈ジャン＝ポール・エヴァン〉らしいというか、なかなか壮大なテーマですよね。愛と音楽へのオマージュを表現した喜びにあふれるコレクションで、レコードジャケットを思わせるクラシカルな雰囲気の限定スリーブパッケージに入っています。

―パッケージも何だか明るく楽しげな雰囲気ですね！ 齋藤：そうなんです。いつもはシックで大人っぽくて、もう少しシンプルなイメージですが、今年は色使いもすごく華やかですね。スリーブタイプも〈ジャン＝ポール・エヴァン〉ではかなり珍しい気がします。おそらくですが、音楽や愛、希望といったテーマも含めて、世の中をちょっとでも明るくしたいという願いがあるんだろうなと思っています。もしかしたら、今後はどんどんこういったテイストになっていくのかも？

―では、中身のボンボンショコラを詳しく紹介してください。 齋藤：はい。ではまずこちらの10個入りを。期間限定6種類と定番4種類、計10種類のボンボンショコラが入っています。

〈ジャン＝ポール・エヴァン〉ボンボン ショコラ 10個 ミュージック 3,996円（税込）

齋藤：期間限定の6種はどれも、スパイスなどを使った個性豊かな味わいです。アーモンドのプラリネとジャンドゥジャ、カンボジア産レッドペッパーをミルクチョコレートでコーティングした、青いハートの「クール ブリエ」。フイユティーヌとカリブ海のミックススパイスを加えたプラリネとヘーゼルナッツクリームが入った、青く色づけされた熊の形の「クマ クール」。中国産青花椒の香りのアーモンドプラリネをミルクチョコレートでコーティングした、グリーンの唇の形の「キスグリーン」。同じく緑に色づけされたハート型の「グリーンハート」は、スペキュロスのスパイス風味のヘーゼルナッツプラリネをビターチョコレートでコーティングしています。 ―ブルー系の色を使ったチョコレートって珍しいですね。 齋藤：青いスイーツはトレンドなので、そこはきちんと押さえているなという感じですね、さすがです。そして音楽にまつわるデザインが2種類。ヘ音記号で作ったハートがプリントされた「ラブ ジャズ」は、苺とフランボワーズ、レッドペッパーを加えたキャラメルをミルクチョコレートでコーティングしています。ヘッドフォンでロックを聴くハートをプリントした「ラブ ロック」は、パッションフルーツとココナッツジュースを加えたガナッシュをビターチョコレートでコーティングした一粒です。

齋藤：続いてこちらの6個入りは、期間限定ボンボンショコラ4種類と定番ボンボンショコラ2種類が入っています。

〈ジャン＝ポール・エヴァン〉ボンボン ショコラ 6個 ミュージック 2,960円（税込）

齋藤：先ほどの10個入りにはなかった、ハート型の八分音符をプリントした「ファ」が入っています。フイユティーヌとラオス産ペッパーを加えたヘーゼルナッツクリームとアーモンドのプラリネを、ミルクチョコレートでコーティングした一粒です。10個入りも6個入りも、新しい味といつもの味が両方とも楽しめて、〈ジャン＝ポール・エヴァン〉の世界を存分に堪能できますね。個数違いのボックスが他にもあって、そこにしか入っていない粒もあるので、そちらもぜひチェックしてみてほしいです。

―今年も〈ジャン＝ポール・エヴァン〉は期待に応えてくれそうですね！ 齋藤：今年の〈ジャン＝ポール・エヴァン〉はパッケージのイメージもいつもとちょっと違うので、ファンの方も新しい感覚で楽しめると思います。ポップな雰囲気なので、今までは手を出しにくかったという方も、手に取りやすいかもしれませんね。毎年違うテーマで、毎年違う食材を使ったショコラを出してくるので、それを楽しみにしているお客様もたくさんいらっしゃいます。今年もその想いにしっかりと応える商品が届きました。ぜひご期待ください！