バレンタイン2022
今年のいちおしブランド
～Food's Story バレンタイン編～

ブランド名を直訳すれば「チョコレート屋さん」。パリが誇るショコラブランド〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉について、東急百貨店の菓子担当アシスタントバイヤー、齋藤に詳しく聞きました！

東急百貨店 食品統括部 アシスタントバイヤー 齋藤

齋藤：〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉は、1977年にロベール・ランクス氏によってパリで設立されました。ショコラティエ自身の名前を冠していないブランドとしては先駆け的な存在で、ショコラトリーやチョコレートメゾンといった概念を世界中に広めたと言っても過言ではない、屈指のショコラブランドです。ラ・メゾン・デュ・ショコラ＝ショコラのメゾン、直訳すれば「チョコレート屋さん」ですから、考えてみたらすごい名前ですよね。看板商品は、なめらかな口どけのガナッシュです。

―今年のバレンタインコレクションのテーマを教えてください。 齋藤：あふれるパリらしさを描き出す「フォルマン パリ ―素晴らしくパリらしく―」です。そのテーマを冠したのがこちらのボックスで、パッケージはニュージーランド出身のイラストレーター、ナディア・フラワー氏のデザインによるものです。

〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉フフォルマン パリ 8粒入 3,726円（税込）

齋藤：中身はメゾンを象徴するレシピ1種とバレンタイン限定レシピ3種の詰め合わせです。限定レシピは、ゲランド塩がアクセントになった香り高いピスタチオのプラリネ「ピスタッシュ プラリネ」、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネにレモンピールとジンジャーをあわせた「シトロン＆ジャンジョンブル」、マンゴーとグァバ、ライムの果汁を加えたフルーティーなミルクガナッシュ「マング＆グァバ」の3種。そして定番レシピとして、ガーナ産カカオ数種類をブレンドしたダークチョコレートガナッシュ「アコソンボ」が入っています。

―こちらが今年のバレンタインを象徴するボックスということですね。 齋藤：はい。珠玉の定番、濃厚なプラリネ、フルーツ風味、そしてスパイシー。代表的な4つのカテゴリーでパリを表現しています。通常は使わないような素材を使ってチャレンジしているのも、今年の新しさですね。ちなみにピスタチオのプラリネがシェフの一番のおすすめだそうです。

―他におすすめ商品はありますか？ 齋藤：バレンタイン限定品ではないのですが、ブランドを象徴する商品を紹介させてください。まずは、職人の手作業で3日間かけて作られるという、口どけなめらかなトリュフの詰め合わせ「トリュフ パルフメ」です。

〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉トリュフ パルフメ 84g 4,104円（税込）

齋藤：トリュフの中身はガナッシュの製法で作るものなので、ガナッシュが売りのブランドであればトリュフも美味しいのは必然ですね。薄くデリケートなチョコレートでコーティングし、カカオパウダーをまとわせた「トリュフ プレーン」、生き生きと甘酸っぱいカシスのノートがダークチョコレートのまろやかさと溶けあう「トリュフ カシス」、ほんのり塩を利かせたキャラメルトフィーとプレーンガナッシュがバランスよく調和する「トリュフ キャラメル」の3種のフレーバーが楽しめます。

齋藤：もうひとつはこちらの「アタンション」。バレンタインに限らず、通年で人気の高いアソートです。

〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉アタンション 6粒入 2,754円（税込）

齋藤：まろやかなダークガナッシュ「キト」、プレーンなミルクガナッシュ「シルビア」、フランボワーズ風味のダークガナッシュ「サルバドール」、アーモンドとヘーゼルナッツのミルクプラリネ「フィガロ レ」、ローストしたアーモンド入りのダークプラリネ「ロシェ ノアール」、そして先ほどの「フォルマン パリ」にも入っていた「アコソンボ」という、〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉の定番6種が入っています。

〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉アタンション 6粒入 2,754円（税込）

―定番があるからこその、新しい味わいと言うことですね。 齋藤：その通りです。バレンタイン限定の「フォルマン パリ」は、そんな定番ショコラも味わえて、さらに新しい冒険の味わいも楽しめるボックスです。定番品の変わらない良さも、新しく生み出される魅力も、〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉の味わいをじっくりとお楽しみください！