街がイルミネーションで輝きだすと、ホリデーシーズンの到来を実感しますよね。クリスマスという特別なイベントに向けて、プレゼントは渡すほうも、受け取るほうもワクワクします。
せっかくなら贈る相手が、あっと驚くようなプレゼントを贈りたい。そんなサプライズを考えている方におすすめのコスメを、私、SHIBUYA BEAUTY JAM編集部の池田がご紹介します。
〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉の初のオードパルファムは、パッケージがとてもユニークなんです。1800年代後半に実際にサンタ・マリア・ノヴェッラで使われていたカタログの装丁を忠実に再現したデザインで、外箱から本型のパッケージを取り出すと、中に香水瓶が入っています。どうやら18世紀のイタリアでは、植物のエキスやエッセンシャルオイルなどの貴重品を運ぶために、同じような箱が使われていたようです。開けるときのワクワク感や、本棚に忍ばせておきたくなるようなギミックの面白さに、相手の方もきっと喜んでくれるでしょう。
メディチ家の庭園を想起させる 香りのコレクション「ジャルディーニ メ ディチェイ」
ブランド発のオードパルファムコレクション「ジャルディーニ メ ディチェイ(メディチ家の庭園)」は、その名の通り、ルネサンス期に栄華を極めたメディチ家の庭園に着想を得ています。
トスカーナ公国を治めた300年もの間に、メディチ家は独創的な12の邸宅と2つの庭園を建造しており、その自然環境の中に調和する革新的な建築と庭園は世界遺産にも選ばれました。そんなフィレンツェの悠久の歴史と文化を香りで描き出したコレクションですが、フレグランスはまるで生花のようにフレッシュな印象です。
今回は、2024年11月に新しく発売された、『アクア』と『クエルチア』をご紹介します。
生命の源である水を表現したマリンノートの『アクア』
透き通った水のようなブルーのボトルに包まれた『アクア』は、庭園でも存在感を放つ大理石の噴水から着想を得たそうです。洋ナシの瑞々しく透明感のあるトップノートから、フリージア、ロータスなどフローラルさが加わったのち、ムスクが優しく包み上げ、とても爽やかフレグランスに仕上がっています。
歴史の移ろいを見つめてきた樹木が静かに深く香る『クエルチア』
庭園で500年以上にわたって根を張り続けた、荘厳な樹木にオマージュを捧げた『クエルチア』。その香りは、ラベンダーの落ち着きのあるトップノートから始まり、ヴェチバー、パチョリから、最後にはオークウッドの温かみのあるフレグランスへと移り変わり、安らぎを与えてくれます。深いグリーンのボトルも、まるでオークの枝からこぼれる陽の光のようですね。
香りはさることながら、こだわりの美しいパッケージは相手の心をときめかせてくれるでしょう。コレクションには既存の香りが他にも4種類あるので、贈る相手にぴったりのフレグランスをぜひ見つけてみてくださいね。
商品情報
〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉ジャルディーニ メ ディチェイ アクア/クエルチア 50mL 28,200円<税込> /100mL 41,800円 <税込>
取扱店舗
渋谷スクランブルスクエア 6F +Q(プラスク)ビューティー
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【SHIBUYA BEAUTY JAM編集部/池田桃子】
保湿を最重視しながら化粧品を選んでいる。色味の濃い唇に似合うリップ探しは昔から変わらず、ベストを求めてトライを重ね続けている。また、日常の“サ活”に加え、週一の接骨院通いによる「置き針」も欠かせない。