いつも最先端のメイクを纏い、プロ目線で「美容のいろは」を教えてくれるコスメカウンターの華・ビューティーコンサルタント。この連載では、彼女たちの普段見ることのできないプライベートメイクにフィーチャーし、デートやオフィスメイクをグッと洗練させる、プロ直伝のテクニックをたっぷりお届けします。
今回のゲストは〈スナイデル ビューティ〉のビューティーコンサルタントさん。唇にポイントをおいた温かみのある冬メイクを紹介します。
切れ長の瞳にぷっくりとした魅力的な口元。笑顔の似合う〈スナイデル ビューティ〉のビューティーコンサルタントさんのメイクは、「シンプル イズ ベスト」。
「お洋服もシンプルなものが多いので、メイクが悪目立ちしないようにバランスに気をつけています。 普段は目元を中心にしたアイメイクが好き。6色のカラーがセットになったアイカラーパレットとマスカラは欠かせません。T.P.Oに合わせてどの色をメインにするか決めています。一方、口元は抑えたメイクに。ベージュやブラウン系のカラーでなじませています」。
冬でも「ヌケ感」は欠かせない 光を味方につけたアイメイク
グリーンのカラーが印象的な6色アイカラーパレット。「アイカラーパレットはデビュー時から人気で、ブランドを代表するアイテムになっています。今年のサマーコレクションで登場した08は、グリーンとピンク・ブラウンの配色が絶妙のパレットなんです。グリーンを最初にまぶたに塗って他の色を重ねていくと、立体感のある目元に。さまざまな質感のパールが光を集め、華やかさがプラスされます。イベントやパーティー仕様の時は多めに塗ると、より華やかな印象になります」。
STEP 1
下段中央のグリーンを上まぶたに。「次に使うカラーとの相性が良く、ニュアンスカラーとして使っています。まつげの生え際に沿うようにライン状に入れるのがおすすめ」。
STEP 2
下段左のピンクを二重幅全体に。「肌なじみの良いピンクなので幅広に塗っても重たくなりません。パーティーメイクの時はこの色を多めに塗って華やかさを出しています」。
STEP 3
上段右のシャイニーイエローを上まぶたの黒目幅にプラスして。「ポイントは黒目幅だけにのせること。ラメが光を受けて、黒目がきれいに見える効果も」。
STEP 4
下まぶた全体に上段左のローズを、目頭に上段右のシャイニーイエローを入れる。「ハイトーンカラーで囲み目メイクをするのが今ドキのおしゃれ。上品な印象に」。
STEP 5
マスカラはトープの07をセレクト。上下のまつげにたっぷりと重ねて。「〈スナイデル ビューティ〉のカラーマスカラは大のお気に入り。中でも07は眉メイクと相性も良く、優しい雰囲気に仕上がります」。
STEP 6
最後はアイライナーで仕上げを。「リキッドタイプのニュアンス カラー アイライナーEX04は、さりげない存在感を出すニュアンスブラウン。細く描いて目全体を引き締めました」。
STEP 7
アイブロウ ペンシル & パウダーの02を使用。「自眉はあるほうなのですが眉尻が短いので、まずはペンシルで眉の形を整えながら描き足しています。その後、パウダーに持ち替えて、毛の薄いところを埋めていきます」。
STEP 8
アイブロウ マスカラ03のピンクがかったブラウンがお気に入り。「優しい印象になる目元作りに欠かせない1本です。眉頭を立たせた後、眉尻に向かってとかすように塗っていきます。ブラシが小さいのでまゆげ1本1本に塗れる感じも好きですね」。
アイメイク完成!
アイメイクを活かすチーク&リップは同系色がおすすめ
目元にインパクトを持たせているため、チーク&リップは控えめに。「色よりも質感重視でアイテムを選んでいます。チークは肌なじみの良いコーラルやローズを選び、内側からにじみ出るような血色感を。リップはスティックとリクイドルージュの2タイプを使って、立体感をプラスしました」。
STEP 1
頬の高い位置からこめかみに向かって斜めに細長く入れて。「コーラルは自然な血色感が出るので、顔色が明るくなるんです。マスクを着けていてもチークが見えるように、今は頬の高い位置よりも少し上に入れるのがおすすめです」。
STEP 2
唇全体に。「ルージュ スナイデル マット05はこっくりとした深みのあるベージュ。マットなテクスチャーなのに、ほど良いツヤが残ります。直塗りして色を定着させます」。
STEP 3
「コンフォート リクイド ルージュのEX03を唇の中央に重ね付けするとツヤがプラスされ、立体感が出ます」。
質感重視!グロウスキンを叶える4品
透明感とツヤ感のあるグロウな肌が印象的。肌に厚みを持たせないベースメイクを心掛けているそう。「全てを隠すのではなく、バランスを取りながら良いところを活かすような肌作りを目指しています。化粧下地とファンデーションで肌色を整えた後、コンシーラーで目の下のくまやニキビ跡をカバー。最後はふんわりとルースパウダーをのせました」。
オフィスメイクはもちろん、パーティーやイベントでも活用できる華やかメイク。是非、お試しを!
※記事の内容は公開時点の情報です。在庫状況、価格、売場の商品構成等の情報は変更している場合がございますのでご了承ください。