岡山三谷ファーム 三谷さんの「あたご梨」
岡山三谷さんのあたご梨 2個 計2kg 税込4,320円 終了しました
岡山三谷さんのあたご梨 6個 計4kg 税込5,400円 終了しました
11月12日 晴れ 収穫が終わっていました。

「今年は、8日、9日、10日の3日間が収穫だったんだよ。」こう、日に焼けた笑顔で話すのは、以前、有機栽培の桃農家としてご紹介した岡山三谷ファームの三谷さん(ご主人のほう)。

三谷ファームを訪れたのは、11月12日。少し時間が空いたので、急遽岡山まで足を伸ばすことにした。有機栽培に寄せる強い思いを直接伺おう、と思い訪れたのだ。作業場に入ると同時に目に飛び込んできたのは、巨大な梨。1玉、1kgは優に超えようかというほどの大きい梨だ。

「こんなのも作っているんですよ。」と三谷さん。

小玉すいかほどの大きさ。重さは重いもので、1玉1.1kgを超える。正直こんなに大きな梨を見たのは初めてだ。どんな風に木になっているんだろう。とても気になったが残念。

聞くところによるれば、収穫が終ったばかり。3日間という短い間に全て収穫し、現在は熟成中だと言う。「梨を熟成なんてめずらしいでしょ。この梨は日を置くことで、うまみが増し独特のおいしさになるんです。」

3年前に全滅させたことがあるんですよ。

有機栽培に、強いこだわりを持つ三谷さんならではの失敗話がある。

「この梨をね、3年前に有機栽培でやってみようと思ってやってみたんです。そしたら全滅。この梨は有機には向かなかったですねぇ。」今では笑い話で済むが、当時は大変だっただろう。

「有機栽培はね手間もかかるし時間もかかる。有機は儲かりますか?なんて聞く人がいるけどとんでもない!!」この後、三谷さんは有機栽培についての思いを熱く長く語った。その話は別の機会に紹介するとしよう。

こだわる農家。三谷さんの巨大なし。

有機栽培にみせるこだわりと同じくらいこだわって育ててきた巨大ななし。

有機栽培はできないけれど、ぎりぎりまで農薬の量を減らした特別栽培を採用することにした。慣行栽培の場合、全期間で27回する農薬散布を、13回で抑えるのだ。

4月には、1か月をかけ一つ一つ手作業で受粉をさせる。均一に受粉させないと結実しないらしい。実になるのは他の梨と同じ時期だが、木になっている期間が長い。実がついたら袋を掛け、重さで落ちないように支えて、晩秋まで大きくなるのをじっと待つ。この間に、実は巨大になる。木の上に長くいることで甘みも増すのかもしれない。

その名は「あたご梨」。味の濃い梨。

「熟成されればもっと旨味が増すんだけど、食べてみて。」と奥さんが切ってくれた。
一口食べて驚いた。甘い。
西洋梨のようなまったりとした甘さ。シャリ感が残ったソフトな口当たり。
「熟成した方が美味しいよ」。」三谷さん夫妻は繰り返した。
その2人の自信に満ちた表情を見て、この「あたご梨」を急きょ紹介することに決めたのだった。

出荷作業ももちろん手作業

一つ一つ紙で丁寧に包み

ネットに入れて優しく箱詰め

大きさと重さ。1個入りはなんと1.7kg以上。

後日 三谷さんから今年の収穫のようすの写真が届いた。

まるまると大きく、ずっしり重くなったあたご梨。

特別栽培だから慣行栽培の約半分くらいの出荷量になってしまう。無事に育ったあたご梨を見て嬉しさは格別。

こんなに大きくても甘さしっかり。存在感のあたご梨。

受注期間・商品のお届けについて
・受注期間:~12月15日(日)17時まで
・商品のお届け:11月下旬頃から発送
岡山三谷さんのあたご梨 2個
岡山三谷さんのあたご梨 2個 計2kg
税込4,320円
終了しました
岡山三谷さんのあたご梨 6個
岡山三谷さんのあたご梨 6個 計4kg
税込5,400円
終了しました