フードスタイリストが指南

おせち New Style

年末年始を彩る
テーブルコーディネート3つのヒント

「おせちはありきたり過ぎて…」「毎年代わり映えしない…」とお考えではありませんか。おせちもひと手間かければ新しいお正月料理に生まれ変わります。そのひと手間が“プレート盛り”。お重に入ったおせちをお皿に盛り付けることで新鮮に見えますし、日が経つにつれ料理が減ってお重が寂しく見えることもありません。おうちにあるお皿を使って、“わが家らしいお正月の食卓”を彩る3つのヒントを、フードスタイリストの小野かずみさんに教えていただきました。

小野かずみ

広告やCMのフードコーディネート及びスタイリングやカタログ制作、レシピ開発、パーティケータリングなどで活動するフードスタイリスト・フードコーディネーター。

ヒント : 01

おせちをビュッフェスタイルで

おせちをビュッフェスタイルで

各々好きに取り分けて食べる“おせちビュッフェ”はいかが?伝統的な昔ながらのおせちを洋のプレートに盛ることで、幅広い世代が楽しめる食卓を演出しました。おせちの何品かはリメイクしておくと見た目も華やかです。

  • 手まり寿司にリメイク

    point 1

    海老の旨煮と味付数の子は、子どもも食べやすい手まり寿司にリメイク。いくらや木の芽を添えれば華やかな一品に仕上がります。

  • うさぎの飾り切り

    point 2

    紅白蒲鉾は来年の干支にちなんでうさぎの飾り切りに。ほかの料理と味が混ざらないよう、小鉢や豆皿を用意しておきましょう。

  • グラスのデコレーション

    point 3

    ご祝儀袋についている水引や、折り紙で作った扇子をグラスに巻けば、グッとお正月らしく。自分のグラスの目印にもなります。

使用したおせちはこちら!

東急百貨店オリジナルおせち「昔ながらの和風一段重」

東急百貨店オリジナル「昔ながらの和風一段重」

10,260円(税込)

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ヒント : 02

とっておきの絵付け皿で“ハレ”を演出

とっておきの絵付け皿で ハレを演出

豪華な和の絵付け皿の使い方に悩んで、ついつい食器棚の奥に眠らせてしまってはいませんか?絵付け皿は食卓を一気に華やかにしてくれるアイテム。ここでは、洋風オードブルを盛り付けて、大人っぽい和モダンアレンジを目指しました。

  • サイズが違うお皿を重ねる

    point 1

    サイズが一回り違うお皿を重ねて特別感をアップ。ガラスの盃やお猪口を取り入れるとお皿との高低差がつき、絵柄も邪魔しません。

  • 果物をうつわに見立てる

    point 2

    柚子やかぼすの果肉をくり抜いてうつわに見立てるのもいいアイデア。レモンを使えば、より洋の雰囲気に近づきます。

  • レンゲやお猪口にデザートやナッツを盛って長角皿に

    point 3

    レンゲやお猪口にデザートやナッツ、汁気のあるマリネを盛って長角皿にオン。立体感を意識するのがポイントです。

使用したオードブルはこちら!

≪銀座ローマイヤ≫オードブル

≪銀座ローマイヤ≫オードブル

10,800円(税込)

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ヒント : 03

おつまみアレンジで“おうちデリ”に

おつまみアレンジでおうちデリに

おせちで残りやすい料理ってありますよね。よく聞かれるのは、甘みが強い黒豆、多少の苦味がある田作りなどでしょうか。それらをおいしく食べる方法でおすすめなのが、おつまみにアレンジすること。盛り付けもおしゃれなデリを意識しました。

  • ロングプレートに盛り付け

    point 1

    ロングプレートにちょこちょこ盛り付ければ、おうちでデリ気分が味わえます。ハーブやグリーンを全体に散らすのがポイントです。

  • ピックに刺してピンチョス風に

    point 2

    金柑百合根市松を分解して、若桃甘露煮とドライトマト赤ワイン煮とともにピックに刺してピンチョス風に。ピックを水引で飾れば、祝いの席らしい華やかさが生まれます。

  • ワインにもぴったりの一品

    point 3

    黒豆をクリームチーズで和えたり、バゲットにクリームチーズを塗ってスライスした金柑と田作り煮をトッピングしたり。ワインにもぴったりの一品です。

使用したおせちはこちら!

東急百貨店オリジナルおせち 和洋三段重

東急百貨店オリジナルおせち 和洋三段重

14,580円(税込)

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