いつも最先端のメイクを纏い、プロ目線で「美容のいろは」を教えてくれるコスメカウンターの華・ビューティーコンサルタント。この連載では、彼女たちの普段見ることのできないプライベートメイクにフィーチャーし、デートやオフィスメイクをグッと洗練させる、プロ直伝のテクニックをたっぷりお届けします。
今回のゲストは〈コスメデコルテ〉のビューティーコンサルタントさん。これからの季節にぴったりの華やかメイクを紹介します。
今年もあと1ヶ月。忘年会やパーティーなどのイベントも多い時期、いつものメイクに華やかさをプラスしたいところ。今回紹介する〈コスメデコルテ〉のビューティコンサルタントさんのメイクは「艶肌を活かした華やかメイク」。
「普段も目元を中心にしたメイクなのですが、この時期は艶を味方につけてパープルやブルーの寒色系のカラーにもトライしたいですね」。
メイクというとアイシャドウやリップ、チークなどのカラーものに目が行きがち。「いつものメイクをさらに上質に仕上げるには『艶』を活かしたメイクを心掛けています。目元のCゾーンにハイライトを入れると立体感のある顔に。いつものメイクにこれをプラスするだけでもぱっと華やいだ雰囲気になるので、おすすめです」。
高貴なパープルがニュアンスをプラス 色を重ねて奥行きのある目元に
プロのヘアメイクさんのメイクボックスの中に必ずと言っていいほど入っているアイカラー「アイグロウ ジェム」。「肌にぴたっと密着し、塗れたような質感が人気。単色でもいいのですが、色を重ねると奥行きのある目元になります。今回はPU100とPK880の2色に、AQのアイシャドウ11をプラスして目元に艶を重ねてみました。
一方でリップとチークは、深みのあるカラーで血色感を足しています。仕上げは、美容液級のバーム状ハイライターで、目元のCゾーンと上唇・あごにのせて立体感を。艶を足すといつものメイクが華やかになります」。
STEP 1
アイグロウ ジェムPK880を二重幅に重ね塗りを。「深みのあるローズピンクが先ほどのパープルと相性がいいんです。パープルのニュアンスを残したいので、こちらは軽めに」。
STEP 2
ニュアンス シャドウ スティックの(06・塔)を上まぶたの黒目から目尻側に向かってライン状に描いてから、ブラシでぼかす。その後、下まぶたも同様に。「下まぶたはまつげとまつげの間を埋めていくような感じでラインを描くとフィットします」
STEP 3
AQアイシャドウ11を上まぶたの黒目の上におく。「ピンクのラメがキラキラと光を集め、華やかになる店頭でも人気のアイテム。ポイントは黒目の上下部分だけに塗ること。すると目が大きく見えるんです」。
STEP 4
スルスルと描きやすいペンシル型のラスティング ジェルアイライナーで、黒目の中央から目尻にかけてライン状に描く。「アイシャドウのカラーからワントーン深みのある赤を選びました。目尻側の上下まぶたをくの字に描き、反対側のスポンジでてとぼかすと自然な仕上がりに。最近は黒以外のカラーで囲み目メイクをすることが多いですね。白目がきれいに見えます」。
STEP 5
マスカラはAQのラッシュブラックを上下のまつげに塗る。「マスカラだけは黒を使って目ヂカラをつけています。均一にセパレートし、まつげにしっかり密着するブラシは秀逸。黒目の上部分はたっぷりと塗ってください」。
STEP 6
アイブロウはペンシルとパウダー、アイブロウマスカラの3品を使用。ペンシルアイブロウBR301で眉尻を描く。「自眉毛があるほうなので目尻を少し足す程度に。アイラインの目尻の長さに合わせています」。
STEP 7
コントゥアリング パウダーアイブロウBR302の真ん中のダークブラウンを眉の薄い部分を埋めるように塗る。「ペンシルで描いたラインがぼけないように塗ります。次に右のノーズシャドウカラーで眉頭から鼻筋に向かって影を描きます。最後にブロウ スタイリングクリームの302のブラウンで毛流れに合わせて塗り、ワントーン明るく仕上げています」。
アイメイク完成!
頬と唇は血色感を 肌を上質に見せる“艶”仕込みがカギ
アイメイクを引き立てながら肌を上質に見せてくれるチーク&リップ。「上質な肌には艶が欠かせません。マットでも艶が残るリキッドルージュやディップイン グロウ クリームハイライターを使ってメリハリをつけながら光を当てると、顔が引き締まって見えます。艶アイテムを上手に使いこなせるとメイクの仕上がりがグッと高まります」。
STEP 1
ルージュデコルテ リキッド08をチョイス。「ほんのりと黄みをプラスしたローズブラウンを選びました。肌なじみが良いので悪目立ちしません。直塗りした後、指でポンポンとなじませて」。
STEP 2
AQブラッシュ 04を頬骨から髪の生え際にむかってななめに入れる。「しっとりとしたテクスチャーが肌になじみ、素肌そのものをきれいに見せてくれるチークです」。
STEP 3
最後はディップイン グロウ クリームハイライターの02を頬骨の上から目尻に向かったCゾーンにのせる。「両目の間の鼻の付け根部と上唇の山のところ・あご下にもちょんちょんとつけて光を集めると立体感のある顔立ちに」。
今人気のベースメイク4品
〈コスメデコルテ〉のベースメイクアイテムも安定した人気を誇っているそう。今年発売したゼンシリーズのリキッドファンデーションは、自然な艶感でヘルシーな肌に見せてくれるイマドキのファンデ。「気になるところをしっかりカバーしながら、つけたての状態がずっとキープできるのも嬉しい点。さらに、なめらかなタッチで毛穴レスを叶えるフェイスパウダーとの相性もバツグン。おすすめのアイテムです」。
パーティーやイベントにぴったりな華やかメイク。ぜひ、お試しを!
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