MAKEUPLESSON
メイクアップレッスン vol.2 〈Celvoke〉

いつも最先端のメイクを纏い、プロ目線で「美容のいろは」を教えてくれるコスメカウンターの華・ビューティーコンサルタント。今回から始まる連載では、そんな彼女たちの普段見ることのできないプライベートメイクにフィーチャーします。デートやお仕事メイクをこなれて見せる、今すぐマネしたくなるテクニックを惜しみなく紹介！
第2回目のゲストは、Celvokeのビューティコンサルタントさん。朗らかな初夏ムードにぴったりの、ピンクの目元を主役にしたメイクのポイントは？

「温もりのあるバーガンディとゴールドを丁寧に重ねた、ロマンチックな目元がポイント。眉や頬・唇もワントーンでまとめれば、大人でもピンクをすんなり楽しむことができます。柔らかなワンピースにもよく合うので、初夏のデートメイクにいかがですか？」

初夏に映えるシアーなピンクアイで旬のまなざしに

バーガンディ×ゴールドのアイパレットに合わせ、アイライナーやマスカラも同じトーンでまとめてロマンチックに。「アイシャドウは4色全てを重ねますが、発色がシアーで重たくならないので、初夏でも爽やかにピンクアイを楽しめます。眉やラインのトーンを統一することで、まぶただけが浮かず、マスクをしても調和の取れた優しげな目もとをキープできますよ」。

STEP 1
「ヴォランタリーベイシス アイパレット EX05」の右上のスモーキーピンクを指で上まぶた全体になじませたら、下まぶたにも同じ色をチップで入れる。目頭までしっかり隙なく入れて。

STEP 2
左下のコーラルピンクを太いチップにとり、二重幅にしっかりと入れピンク感を強調。同じ色を下まぶたにも重ねる。その後、左上のレッドブラウンを細いチップにとり、二重幅だけに入れ、奥行きを出す。

STEP 3
右下のライトブラウンを下まぶたの黒目の下のみに入れ、陰影と目の丸みを強調。

STEP 4
「シュアネス アイライナーリキッド C 03」をまつ毛のキワを埋めるように、目頭から目尻まで細くしっかり引いていく。目尻は跳ね上げず、水平に引き抜くように自然に止めて。

STEP 5
「インラプチュア ラッシュ 03」を上下まつ毛にたっぷりと塗って。

眉にも赤みをプラスして旬のピンクを攻略！

目もとに合わせてパウダーとマスカラもピンクトーンで統一。メイクに一体感が生まれ、洗練された雰囲気に。パウダーを入れる時は、中間〜眉尻は上から下へ、眉頭は下から上へと毛流れに沿ってブラシを動かすことで、より自然な仕上がりに。

STEP 1
「インディケイト アイブロウパウダー 07」の一番上のブラウンをブラシにとって、中間〜眉尻に入れていく。眉頭はブラシの余りをぼかしこむ程度でOK。 真ん中のライトブラウンをブラシにとり、中間〜眉尻からのせていき、徐々に全体にぼかし込んでいく。色とニュアンスをプラス。

STEP 2
一番下のベージュを薬指にとり、眉頭の下にスッと入れ、鼻筋を自然に立てる。

STEP 3
「インディケイト アイブロウマスカラ C 01」で眉に色とニュアンスをプラス。眉頭は立てて、中間〜眉尻は毛並みに沿って後ろへ流して。

ハイライターとリップで抜け感を演出

チークはやや横広に入れつつも、幅を狭めにすることでキュートさと小顔印象を両立。ハイライターはハイライト部分にのせたあと、ブラシの余りをチーク部分にもふわりとかけて、肌との一体感をUP。最後はリップを塗って完成！ ジュワッと滲むようなナチュラルな血色感を演出して。

STEP 1
「カムフィー プレストパウダー」の下段のブラウンをブラシに取り、小鼻の脇からやや横広に色をON。目の下の逆三角形エリアからはみ出ないように気をつけて。 上段のベージュをブラシに取りハイライトをON。目の下全体〜頬のトップにかけてふわっとのせたら、チークの上にも重ねて全体を馴染ませ、一体感のある仕上がりに。

STEP 2
パキッとしないソフトな発色のピンクを選ぶと大人っぽくおしゃれに。「ディグニファイドリップス 09」を唇に直塗りしてから、指でぼかす。

夏の肌作りは「透明感」と「ツヤ」を生かした フレッシュな肌に

ベースメイクは透明感とツヤをプラスしたフレッシュな肌へ。スティックファンデーションを塗った後、気になるところはコンシーラーで丁寧になじませて。「光を味方につけてグローな仕上がりが叶うスティックタイプのファンデーションはお気に入りのアイテムです」。

ピンクのワントーンメイク、いかがでしたか？　発色の加減が難しいピンクも、肌を透かせる質感とソフトな色選びで、こんなにも大人っぽく洗練された表情に。初夏のファッションに合わせてみて。