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結婚準備・スタート応援ガイド

ウエディングプランナー岡村奈奈さんによる結婚準備のアドバイスとコラム記事のアーカイブです。

結婚記念日

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結婚記念日とは、結婚した記念の日のことですが「婚姻届を提出した日」と「結婚式を挙げた日」のどちらを記念日とするかに決まりはありません。
近年では、挙式日と届け日が異なるのはむしろ当たり前という雰囲気で、どちらかの誕生日や交際中の思い出の日に入籍、挙式日は曜日などが優先される印象があります。日にちのとらえ方は様々ですが「銀婚式」「金婚式」などで知られる、結婚記念日は、イギリスから始まったとされていて、結婚からの経過年数ごとに名前が付けられており、それぞれ相応しいとされる贈り物のキーワードが決められています。
誕生日祝いや季節のイベントと同様に、必ずしなければいけないことではありませんが、このような伝統をお楽しみのアイディアに変えて、夫婦でプレゼントを交換し合うのも素敵だと思います。

名前のとおり、柔らかく日常的な物から始まり、だんだんと高価で硬い貴重品になっていきます。
1年のお祝い「紙婚式(かみこんしき)」なら、お互いに手紙を贈り合ったり、記念写真を撮ったり、コンサートや観劇のチケットなど、二人らしい「紙」のプレゼント、記念品を考えてみるとよいでしょう。
経過年数に関わらず、毎年それを恒例としていくご夫婦も多いと思います。
2周年の「藁(わら)婚式」「綿(わた)婚式」では、寝具や部屋着、日用品を新調して、二人の生活にフレッシュな風を吹き込ませるなど、アイディアは無限大です。

忙しい日常では年に1度の記念日はあっという間にやってきてしまいますから、来年はどうしようかと考えるのは楽しみでもあり、一方でプレッシャーにもなるかもしれません。
この「周年祝い」は1年間有効のものとも考えられますので、もしうっかりその日を過ぎてしまっても諦める必要はありません。また、新しいものを買うことにこだわらなくても、結婚指輪のメンテナンスや二人きりの外食など、忙しい日常でほんの少し手を緩める時間がとれるだけでも、その先の長い二人の道のりに栄養を与える時間となるのかもしれませんよね。

(2017/09)

岡村奈奈 プロフィール

音大卒業後、専門式場などの婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホール等でのユニークなウエディング、伝統的な和婚までオールマイティに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。
「ハッピーウエディングBOOK」(高橋書店)
「ウエディングプランナーが教える、結婚式と準備が”もっと”楽しくなる方法」(誠文堂新光社)
「結婚する子どものために 親がすること、できること」(日本文芸社)著者。
https://nanea.jp