鳩居堂の歴史
1180年、熊谷直実が、軍功により源頼朝から「向かい鳩」の家紋を賜ります。
1663年、熊谷直実から数えて20代目の熊谷直心が京都寺町の本能寺門前にて薬種商「鳩居堂」を始めます。
1700年代、薬種の原料が「香」と共通するところから、薫香線香の製造がはじまり、同時に、薬種原料の輸入先である中国より書画用文具を輸入して販売します。
1800年代初期、儒学者 頼山陽の指導で筆や墨の改良を試みます。
1877年、太政大臣三條実美公より、900年来 伝承されてきた「宮中御用の合せ香」の秘方をすべて伝授されます。平安朝に生まれた日本の香りは、一子相伝として今もなお、鳩居堂により正しく伝えられています。