福島県いわき市にある〈ワンダーファーム〉は、“トマトの不思議の国”を自称する、全国でも非常に珍しい「トマトのテーマパーク」。自然あふれる広大な敷地の園内には、グループ会社で育てた採れたてのトマトや近隣農家が栽培する野菜、トマトを使った加工品や関連アイテムなどを販売する「森のマルシェ」、こだわりのトマトや旬の野菜を中心に自然の恵みを味わうことができるレストラン「CROSS WONDER DINING」などがあり、さらに大玉トマトやミニトマト（コース別）を自分の手で収穫できるトマト狩りやバーベキューも楽しめるなど、トマトの持つ魅力を五感で体感できます。

農業の活性化で福島の元気を取り戻したい。その想いを込めて。

〈ワンダーファーム〉が設立されたのは、2013年のこと。「自分達で作り、付加価値を高め、売る」という第6次産業化の先駆けとも言える存在として誕生しました。2011年に発生した東日本大震災に伴う原発事故によって深い傷を負った福島県ですが、元々は農業王国とも呼ばれ、受け継がれてきた素晴らしい風景や食文化を今もなお持っています。そして、全国第３位の面積を持つ福島県には、多種多様な作物とそれを作る農家達がいます。原発事故の影響で福島県の農業を取り巻く環境は厳しい状況が続いていますが、〈ワンダーファーム〉の存在には、「近隣農家が栽培した農産物を旬のうちに加工して提供することで、農家が再生産可能な価格で販売でき、新たなチャレンジもできる、そんな“地域農業のハブ”になりたい」「福島の自然環境がもたらす素晴らしい（WONDERな）作物や農家、そして農業を守り継ぎ、農業を活性化することで、福島の元気を取り戻したい」という、尊い想いが込められています。

いわきの太陽をたっぷり浴びた「サンシャイントマト」に注目。

そんな〈ワンダーファーム〉では、隣接するグループ会社「（株）JRとまとランドいわきファーム」「（有）とまとランドいわき」で、色とりどり大小さまざまな11種類のトマトが栽培されています。その中でも特に注目なのが、“太陽の光がさんさんと降り注いでいる中、元気に育ったみずみずしく新鮮なトマト”をイメージして名付けられた、いわきのブランドトマトである「サンシャイントマト」です。その由来どおり、東北地方の中でもトップクラスの日射量を誇るという、いわきの太陽をたっぷりと浴びて育てられた味わいは格別で、甘みがあり、そのまま食べても料理に使っても美味しいと評判。あざやかな赤い果実は、まるで宝石のような美しさです。

旨みも情熱もギュッと詰まった「飲むトマト」の味わいを。

そのサンシャイントマトを贅沢に使ったのが、今回ご紹介する「ワンダーレッド トマトジュース」です。グループ会社である「（株）JRとまとランドいわきファーム」「（有）とまとランドいわき」で育てた生食用のサンシャイントマトを贅沢に100%使用し、自社工場「森のあぐり工房」にて食塩は一切使わずに濃縮して作ったジュースは、甘くて濃厚でヘルシーな、いわば「飲むトマト」。飲み切りサイズの可愛らしい小瓶入りでギフトにもぴったりです。
トマトに込めた情熱、福島県への愛情、農家におくるエール、そしてもちろんジュースとしての美味しさ。小さな1本1本には、そのすべてがギュッと詰まっています。