南オーストラリア・クレア、ウォーターヴェイルの地で35年に亘ってブドウを栽培しきたコーナー家。その地で育ったデーモンとジョナサの若き兄弟は国内および海外で培った経験を活かし、新たな挑戦=自社畑によるナチュ ラルワイン造りを始めます。 彼らのワイン造りのコンセプトは極めてシンプルで、「全てのクオリティは畑から生まれる 」 というもの。 クレアヴァーのテロワールが しっかりと表現 された自社畑ブドウは全て野生酵母でナチュラルに醗酵され、最小限のS02添加、清澄およびフィルタリングをしないといった人的介入を最小限に抑えた手法で造られます。瑞々しくアロマティックなリースングや、旨味に溢れ飲み手に自然の恵みを感じさせてくれる赤 ワイン ”The CLare”など、彼らの造 りだすナチュラルでありながらクレアヴァーのテロワールが表現 されたワインたちは、その洗練された魅力で既に オーストラリア国内で熱い注目を集め始ています。
自社畑「GuLLyview」北側に位置する区画。2007年植樹。石灰質に表土が赤みがかった粘土質土壌(テラロッサ)。全て手摘み、100%除梗。全体の半分は圧搾せずにオープンファーメンターで野生酵母による醗酵およびスキンコンタクト(トータル20日間、1日2回人の手によってピジャージュ。)その後プレスされ、ステンレスタンクにて澱と共に7か月熟成。ボトリング前に最低限のSO2を添加。ノンフィルター、清澄剤不使用。ヴェルメンティーノ100%。