良いブドウができたときのみリリースするこのキュヴェは、メゾン近隣の2区画の伝統栽培・手収穫のピノ・ノワール100%で造られます。
ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズは、まさにシャンパーニュ・ボランジェの歴史そのものを体現する一本です。
歳を重ねた自根のブドウのみが知る、歴史や文化を堪能できるワインです。
現在もフィロキセラの害を逃れ、力強く生き続けるアイ村のショード・テール(Chaudes Terres)とクロ・サン・ジャック(Clos Saint-Jacques)の2つのグラン・クリュの区画から実るブドウを使用し、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズは造られます。これら区画はプロヴィナージュ(En Foule)と呼ばれる伝統的栽培方法を用いて仕立てられます。
2013のヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズの生産量は2477本でした。
2013年のヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズの区画は9月27日に収穫を行いました。この上ない上質なピノ・ノワールが実りました。一番探りのみを使用。100%樽発酵。
天然コルクで栓をした瓶内で、シャンパーニュAOPの法規制で定められた熟成期間の2倍以上の贅沢な時間をかけて熟成。
香り:カリンのジャム、西洋スモモ、新鮮なクルミ、砂糖漬けレモン、甘やかなスパイス等が幾層にも広がります。
味わい:尊い生命力を彷彿とさせる中に深みと重厚感があります。長く力強い余韻には、ほんのりと塩味を感じます。
10°~12°C前後が適温で、ワインのブーケと味わいが最も際立ちます。寝かせる必要はありませんが、セラーで熟成させることも可能です。
まさしく偉大なシャンパーニュの真髄、長く永続的に続く余韻を感じられます。