コスメフリィクのitアイテム vol.2 _ 山中 唯さんの場合

なにはなくともコスメが大好き!な渋谷界隈のひとびとに聞くitアイテム。キャリアやライフスタイルはいろいろでも、フリィクならではの視点と「好きなものほど語る」というスタンスで、あふれんばかりの愛を伝えてもらいます。
今回は、ファッションメディアやヘアメイクショー、ブライダル分野でも活躍するヘアメイクアップアーティストの山中唯さんが登場。新作のリサーチも兼ねてよく渋谷に訪れる山中さんは「トレンドやベーシックを問わず、いろんな系統のコスメが見つけられるのが渋谷のイイところ!」と話します。

“あれもこれも”を瞬時に満たすスーパーファンデ

「コレだけでベースメイクが完成するといっても過言ではない〈ONLY MINERALS〉の〈薬用 リンクルホワイト クッションBB オークル〉を選びました」


―クッションファンデーションですね。いままでたくさんのファンデを手に取ってきたかと思いますが、巡りあったきっかけとは?

「30歳を過ぎてから、ツヤ感とカバー力に“もっと”を求めるようになりまして。ただ、毎回自分のメイクに十分な時間をかけられるわけではなく。いそがしいときもパッとキレイに仕上げられるファンデを探していたんです」


―クッションタイプは時短につながりますもんね。手は汚れないし、リキッド並みのカバー力があるし。

「そう。でも、スピーディーにキレイにできればめでたしめでたしでもない(笑)。肌が弱くてアトピーに悩んでいた時期があるので、やさしい使い心地というのもすごく重要で。〈ONLY MINERALS〉のコスメはミネラル生まれだし、肌荒れの心配がなさそうだなと。……ですが、最終的な決め手になったのはこのオークルの色味でした」



―いままでのオークルとは違った?

「肌にのせた瞬間、“あ、めちゃくちゃなじむ”と思いました。一般的にクッションタイプはパウダーやリキッドほど色幅がないので、わたしのような暗めの肌の場合、明るすぎたり黄みが強すぎたりして、顔だけが浮いちゃうんですよ。でもコレはいままでのオークルとは違う!しっくりくる!と確信して」


―ファンデの色味って大切ですね。機能性を重視しがちでした。

「肌の色とのズレがあるとカバーできるものもカバーしにくくなるので、色選びはなるべく慎重になっていただいたほうがいいかなと。もし迷ったら、光が当たりにくいおでこや首筋にのせるといいですよ。その色がなじむかどうか、かなりわかりやすいです」


―つけ心地はいかがでしょうか?


「肌にピタッと密着します。自然なうるおいを与えられて、しっとり質感も、ふわっと浮かぶようなツヤづくりにも役立ちますね。厚塗り感のないカバー力もお見事。ココロを射抜いたスーパーファンデです」


―求めていたもののど真ん中だと。塗布するコツってありますか?

「肌の上に滑らせるのではなく、ポンポンと押さえるように塗ることですね。色味や成分が毛穴に入るので、凹凸が目立たないなめらかな均一肌に近づきます。クマやニキビ跡が気になるときは指の腹にのせて重ねづけを。コンシーラーを使う感覚でOKです」



―万能ですね。肌がキレイになっていくのがわかると、ついつけすぎちゃいそうですが。

「“少しずつほんのりと”が肝心です。いくら軽やかなつけ心地のファンデでも、塗りすぎ足しすぎはヨレの原因になっちゃうので。気持ちはすごくわかるんですけどね」


―ベースメイクって美の土台づくりですね。その力加減も大事。

「大事です。ポイントメイクやカラーメイクを楽しむにしても、まずはこの工程の完成度が問われると思います。だから奥深いし、追求し続けられる。日々いろんなベースアイテムが開発されているので、“もっと”を探し当てるリサーチは必須です。渋谷は美容の情報量がとにかく多いので、これからも歩き続けると思います。運命のitにであえる確率も高まりますからね」




〈ONLY MINERALS〉薬用 リンクルホワイト クッションBB オークル 5,720円(税込)
取り扱い店舗/渋谷ヒカリエ ShinQs 1F〈Cosme Kitchen〉

〈Cosme Kitchen〉BRAND PAGE


山中 唯(やまなか・ゆい)プロフィール

fashion editorialやシーズナルLOOKを中心に活動。シャープな中に品性のあるメイクアップを得意とする。ヘアメイクアップアーティストRie Shisaishiへ師事し、2022年独立。
Instagram


Photography_Hitomi Umemiya
Art Direction_Makiko Higuchi
Design_Kaoriko Sakaguchi
Text_Megumi Nakajima
Produce_Shun Okabe(QUI)

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