BEAUTYPATROL
ビューティーパトロール vol.11 パーソナルカラー×秋メイクでリップを2倍楽しむ方法

2022.08.18

+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア店

渋谷スクランブルスクエア 6階「+Q(プラスク)ビューティー」で話題のアイテムをシーズンごとにご紹介。 今回は、「+Q(プラスク)ビューティー」担当の富沢さんが、秋のリップメイクを2倍楽しめるコスメ情報をキャッチ!!もはやコスメ選びにおいて常識?!とも言われている「パーソナルカラー診断」。今回は診断を参考にしながら、秋新作&話題のリップを自分らしくまとうヒントをたっぷりお届けします。

秋冬のイチオシはブラウン系!
パーソナルカラーで自分に合うリップを選びたい

コスメメーカーの秋冬展示会や新作発表会では、どこもブラウン系のリップが人気のよう。しかし同じブラウンでもレッド系、レンガ色系などカラーレンジが幅広く、各社イチオシの色味は異なります。新色が出るたびに「どれが自分に合う色だろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。そんな中、店頭では「パーソナルカラー」に基づいてコスメを購入されるお客さまが増えていると、富沢さんが教えてくれました。

「ここ数年、注目されている『パーソナルカラー』は、簡単に言うと『第三者から見て似合う色』です。その人の肌、瞳、唇など生まれもった色の特性から、イエローベース(以下、イエベ)の春・夏、ブルーベース(以下、ブルベ)の秋・冬の4グループに分け、その人の魅力を上げる色を診断します。例えば『春』の人は、明るく華やかなコーラルピンク系やオレンジピンク系などが似合い、身につけると血色感のある健康的な印象になるとされています。メイクやファッション選びの参考になるので、最近はコスメを購入する際に、ご自身のパーソナルカラーを調べたうえでご来店される方が増えている印象です」(富沢さん)

「春夏にチークがトレンド入りし、リップへのモチベーションが上がっている今季、自分らしいリップを見つけていただきたい!そんな思いから、今回はメイクのご相談が多いという3ブランドをピックアップしました。また、渋谷スクランブルスクエア店では、パーソナルカラー診断を受けたことがないという方でも、ブランドや店舗によってはBAさんによる簡易的な診断が可能なので、お気軽にご相談ください!」(富沢さん)

なりたい印象ごとにカラーを選びたい
〈RMK(アールエムケー)〉で話題の「生リップ」

「今年3月にリニューアルした〈RMK〉の『ザ リップカラー』は、素の唇のような生っぽいツヤ感を演出してくれるリップとして注目されています。バームのような質感なのに、密着度が高いと評判で、マスク習慣でもリップメイクを楽しめるのだとか。今回はパーソナルカラーごとにおすすめの既存色を伺いました」(富沢さん)

〈RMK〉ザ リップカラー(全15色) 各3,850円
[取扱店]+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア店、渋谷ヒカリエ ShinQs、札幌店、ながの東急、たまプラーザ店、吉祥寺店

「自然と唇に溶け込むカラーとツヤ感は、生リップと呼ばれる『ザ リップカラー』ならではのものです。唇にのせるとワックスがほどけて、リキッド状のオイルがなめらかに伸び、唇をしっとりとしたうるおいで包みます。マスク習慣でもOKの、唇と一体化するような高いフィット感もポイントです。この秋、〈RMK〉はバーガンディをコントラストの軸とした『ナイーブな色気』を醸し出すメイクアイテムを提案しています。目の下にアイシャドウを差した印象的な目元と、表情をセンシュアルに彩るリップがキーです」(RMK BA)

「『ザ リップカラー』の美発色は、濃色の常識を変えた!といっても過言ではありません。バーガンディやブラウン系の深いカラーでも色が沈んで見えないだけでなく、肌に透明感をプラスしてくれると評判です。オイルならではの絶妙なツヤ感としっとり質感も、秋の雰囲気にぴったり」(富沢さん)

左上からイエベの方におすすめの「#03 No Deco」「#05 Dedication」「#08 Kind Heart」、ブルベの方向けの「#01 Classic Mood」「#07 Heart-melting」「#14 Wllpower」

「新コレクションでも新色は登場しますが、今回は既存の人気色からトレンド感のあるものをご紹介します。目元に力を入れて、口元を肌になじませるメイクのとき、イエベの方にはオレンジベージュの『#03 No Deco』、ブルベの方にはよりピンク感のあるヌードローズの『#01 Classic Mood』がおすすめです。唇1色でおしゃれな雰囲気をまといたい気分のときは、イエベの方なら大人気の『#05 Dedication』、ブルベの方なら深いブリックレッドの『#14 Willpower』で深い色を口元に添えましょう。反対にヘルシー&可愛らしい印象にしたいときは、イエベの方はポジティブなコーラルベージュの『#08 Kind Heart』、ブルベの方はやさしいローズピンク『#07 Heart-melting』が人気です」(RMK BA)

「まだまだ日差しが強い9月、ブルベの方でも日焼けが残っていたら、イエベ向けのカラーを楽しむチャンスです。ゴールドのラメを目元に、テラコッタのチークを頬に差し込んで、抜け感のあるヘルシーメイクを試してみましょう。また、気になるカラーが自分のパーソナルカラーとは違っていても、諦めずに店頭にご相談ください。〈RMK〉では、お目当てのリップやなりたい表情・雰囲気に合わせたメイク・テクニックをご提案できるとのことです。ぜひ、お気軽に相談してみてくださいね」(富沢さん)

〈JILL STUART(ジルスチュアート)〉の宝石リップで
マットにかつてない輝きを添える

「可愛いパッケージデザインから、プレゼント需要の高い〈ジルスチュアート〉のリップ。最近は、贈る相手のパーソナルカラーを事前に調べて購入されることが多いとBAさんが教えてくれました。今回は、発色もルージュ ケースもジュエリーのように輝く『ルージュ リップジュエル ジェミーサテン』の新色をご紹介いたします」(富沢さん)

〈ジルスチュアート〉ルージュ リップジュエル ジェミーサテン(レフィル) 全5色 各2,420円(2022年8月5日発売)、ルージュ ケース(全6色)各1,540円  [取扱店]+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア店

「昨年登場した『ルージュ リップジュエル ジェミーサテン』は、マットとツヤの両方の良さを併せ持つセミマットリップです。ジェミーカラーコレクションパール(酸化チタン・マイカ)が、唇の色を適度に補正してひと塗りでしっかり見たままのカラーを楽しめます。また、2層のリップの膜で、つけたての仕上がりが長時間続くロングラスティング処方です。マスクを着用する際は、事前にティッシュオフをするとマスク移りを軽減しながら、美発色を保つことができます」(ジルチュアートBA)

「べったり色がのるマットリップのイメージとは違い、軽やかに伸び広がる"無重力質感"には驚きました。特別なパールによるツヤは、オイルベースのツヤとは違った、宝石のように粒だった硬質な輝きです。とても新鮮で、唇にこれまでとは違った印象を与えてくれます。また、別売りの『ルージュ ケース』も正面にオーバル型のストーンをあしらった象徴的なデザインで、プレゼントに贈れば喜ばれること間違いなしですね」(富沢さん)

上から、イエベ・スプリングにおすすめの愛されピンク「#22 muse of liberty」、イエベオータムにおすすめは落ち着いた印象のベージュオレンジ「#23 sunset euphoria」と、ブラウンレッド「#25 wishing you」。ブルベ・サマーにおすすめはブランドらしいローズピンク「#21 forever idol」、ブルベ・ウィンターにおすすめは、深い色合いのプラムローズ「#24 mellow dusk」

「この秋は『サンセット・プロムナード』といテーマのもと、夕暮れどきに街並みが輝く様子を着想源とした深い色合いや、鮮やかな輝きのコスメを展開しています。いわゆる"秋色"ではなく、オールシーズン愛用できそうな、〈ジルスチュアート〉らしいカラーコレクションです。新作のリップカラーでは可憐なピンクから、深みのあるブラウンまでトレンド感のあるカラーが5色登場しました。中でも、モデル着用色で予約時から10代~20代のお客さまに人気の高い『#24 mellow dusk』のプラムローズや、誰でも合わせやすい『#25 wishing you』のブラウンレッドは要チェックです」(ジルスチュアートBA)

「マスク習慣後、メーカー各社からは季節らしい色合いの提案が少なくなり、いつでも自分に合ったカラーを楽しめるようになった印象です。4つのパーソナルカラーごとにおすすめ色があると選びやすいですね。『ルージュ リップジュエル ジェミーサテン』はセミマットな分、人気のグラデーション・リップにアレンジできて、幅広い使い方を楽しめるのも魅力ですね」(富沢さん)

年齢・季節を問わず自分を美しく魅せる
〈ADDICTION(アディクション)〉のマットリップ

「〈アディクション〉からは、チップタイプの『ザ マット リップ リキッド』をピックアップしました。ただし今秋登場する3種類の新色は、いずれもシアーな発色で、みなさんのマットリップのイメージが変わるかもしれません。さらに乾燥する季節に保湿剤としても活用できる『リップ オイル プランパー』とのレイヤリング術を教えてもらいました」(富沢さん)

〈アディクション〉ザ マット リップ リキッド 全21色(新3色)3,520円、リップ オイル プランパー (全11色)3,300円 [取扱店]+Q(プラスク)ビューティー 渋谷スクランブルスクエア店

「『ザ マット リップ リキッド』の新色は、1度塗りでシアーに、2度塗りでしっかり発色するリキッドルージュです。時間が経っても乾燥感や負担感を感じにくいほど、超軽量&高密着のロングラスティング設計! マスクにつきにくく、長時間美しいリップメイクを堪能できます。しかし乾燥する秋冬シーズンは、保湿も気になりますよね。『リップ オイル プランパー』は、トリートメントプランプオイル(※ポリブテン)配合で唇の潤いを逃さず、ぷっくりとした唇に仕上げるリップオイルです。トリートメントケアだけでなく、ほかのリップと合わせてリップ下地やグロスとしてなど、マルチに使うことができます」(アディクションBA)

「マットリップだと唇のタテ筋が気になるところですが、『ザ マット リップ リキッド』新色のシアーな仕上がりだと気になりませんね。また『リップ オイルプランパー』のクリアな#001を寝る前の保湿ケアに使えば、翌朝のリップメイクをより楽しめそうです。カラーのものでも1本で、自然な透け感のある色づきを楽しめるので1本持っておくとメイクの幅が広がります」(富沢さん)

左)イエベの方向け「ザ マット リップ リキッド」♯019S Warm Apricot / 「リップ オイルプランパー」♯011 Sun Shower、右)ブルべの方向け「ザ マット リップ リキッド」♯020S Pure Rosewood /「リップ オイルプランパー」♯010 Glowy Mauve

「秋新作のブランド初となる『ザ アイシャドウ パレット』では、世代・季節を問わない、使い勝手の良い絶妙カラーが揃っています。リップも同じように、ファッションの延長でメイクを選ぶような、自身の魅力度を上げる3色が登場しました。中でもイエローベースの方には、マットリップの『#019S Warm Apricot』にプランパーの『#011 Sun Shower』を掛け合わせた、オレンジ系の同系色合わせがおすすめです。プランパーに含まれる多色ラメがフレッシュな表情に仕上げてくれます。ブルーベースの方にご提案したいのが、マットリップの『#20S Pure Rosewood』と、プランパーのみずみずしい『#010 Glowy Mauve』の異色ミックスによる、口元にフォーカスするメイクでシックな色合いです。いずれも長く使えるので、ぜひ試して頂きたいカラーです」(アディクションBA)

「これまで〈アディクション〉はクールな印象のカラーコスメが多かった印象です。しかし、マスク習慣以降、その人ならではの肌色や血色を美しく見せる暖色系のカラーバリエーションを拡大されたと伺いました。カラーコスメはトレンドを意識しすぎると、最後まで使い続けるのは意外と難しいものです。年齢・季節にとらわれずに"自分を魅せる"1色を選ぶことができる今季のコレクションは、これからのメイクの新常識になりそうですね」(富沢さん)

新作コスメがぞくぞく揃う初秋は、新しいカラーにチャレンジしてみたくなりますよね。しかし、気になるカラーと自分のパーソナルカラーが合致しないときもあります。そんなとき、今回取材させて頂いた各ブランドのBAさんは皆さん口をそろえて、「ぜひ私たちに相談してください!」と話されていました。

あくまでパーソナルカラーは「この色があなたに似合いますよ」と背中を押してくれるような、心強い味方、もしくはお守りのようなものです。つまり、絶対守らなければいけない「ルール」ではありません。

朝メイクをするときに、寝ぼけた頭がシャキッと切り替わるように。 大切な約束の前に、鏡の中の自分に魔法をかけるように。

大事なのは、メイクをしたとき、お気に入りのカラーを身に着けたときの高揚感です。気になるカラーがあったときは、勇気を出してぜひ試してみてください。例えパーソナルカラーと違っていても、そのカラーが似合うためにどうすればよいのか、BAさんがプロの目線でメイク方法を伝授してくれます。今季、なりたい表情を手に入れるために、ぜひタッチアップを利用して、自分らしく美しくなれるリップカラーを見つけてくださいね。

※記事の内容は公開時点の情報です。在庫状況、価格、売場の商品構成等の情報は変更している場合がございますのでご了承ください。

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