◎THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE 取扱商品
ドメーヌ・ヴィネは1948年、ギュスターヴ・ヴィネによって創立されたロワール地方ナント地区の造り手。現在、55haのブドウ畑をAOCミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌの中心地、ラ・エ・フアシエールとシャトー・テボーの両村に所有しています。近年、ギュスターヴのふたりの息子、ダニエルとジェラールがドメーヌを運営していましたが、地質学と自然を尊ぶ兄のダニエルは既に引退しました。現在は、両村を含むこの地区の生産者組合長でもある弟のジェラールが、妻のローランスと共にドメーヌを切り盛りしています。ドメーヌ・ヴィネのモットーは「技術に頼らず、普遍的な存在としてのミュスカデ・シュール・リーを表現すること」です。結晶片岩、片麻岩、角閃岩などさまざまな変成岩由来のテロワールをもち、海洋性の気候。このテロワールが、爽やかで、バランスがとれ、香り高い白ワインをコンスタントに生み出すことに一役買っています。自然に敬意を払い、農薬散布はできる限り抑えたリュット・レゾネ。草生栽培で樹勢をコントロールし、必要な場合には夏期剪定を行います。光合成に必要な葉面積を残しつつ、摘葉も実施。健全なムロン・ド・ブルゴーニュが実ります。ブドウを育て、収穫・醸造・瓶詰めに至るまで常に細心の注意を払うドメーヌ・ヴィネ。類い稀なるミュスカデのスペシャリストです。 ムロン・ド・ブルゴーニュを100%使用し、伝統方式で造られます。瓶内熟成期間は18から24カ月間で、ほんの僅かなドザージュ。フレッシュでフローラル、フルーティーな香り(赤スグリ、洋ナシ)。カリンやブリオッシュの香りがする生き生きとした爽やかな味わいで、透明感のあるフィニッシュ。その繊細な泡、フレッシュさ、エレガンスで、食前・食中酒として、さらにはデザートとしても活躍します。