コスメフリィクのitアイテム vol.4 _ モードにタフに、前向きに

なにはなくともコスメが大好き!な渋谷界隈のひとびとに聞くitアイテム。キャリアやライフスタイルはいろいろでも、フリィクならではの視点と「好きなものほど語る」というスタンスで、あふれんばかりの愛を伝えてもらいます。
今回ご登場いただくのは〈SHISEIDO(シセイドウ)〉のTMC(トップメイクアップクリエイター)・岸清美さん。「いろんな赤を試しても、やっぱりこの1本に戻ってくる。ブランドの歴代赤リップのなかでもベスト!」と讃えるイットアイテムとは?


「もともとモードな赤リップが好きで、いろんなニュアンスの赤を試してきました。そのなかで一番気に入っているのが〈テクノサテン ジェル リップスティック〉の413番。〈Main Frame〉です」

――赤は〈SHISEIDO(シセイドウ)〉を象徴するカラーでもありますよね。

「そうですね。“チャレンジスピリットをあらわすカラー”とも呼ばれています」

――どんなところに一番ハマりました?やはり色味?

「いえ、最初は“唇にピタッと密着する”ような、とにかくなめらかな塗り心地でした。オイルをジェル化しているのでテクスチャーに弾力があり、ひと塗りでふっくら艶やかな唇に導きます。先端が細く口角やリップフレームをなぞりやすいのもポイント。お客さまへのアドバイスやイベントでもかなり重宝しています」

――確かにふっくら!唇の輪郭もキレイです。

「その名の通り、サテンのような光沢感も肝ですね。ツヤツヤしすぎず、かといってモードな赤リップにありがちなマット感は絶妙に抑えた仕上がり。スキンケア成分を配合しているのでリップトリートメントをしたようなしっとり感をキープできます」

――スキンケア発想を大切にする〈SHISEIDO(シセイドウ)〉のよさが詰め込まれていると。

「口紅で唇が荒れがちな方にもぜひお試しいただきたいです」

――色味はいかがでしょうか。

「深みと落ち着きのある、パキッと浮きすぎない赤です。ほどよいエッジをきかせられるので、わたしのような黒髪の場合はモダンなコントラストを遊べます」

――赤リップと聞くと「主張が強くなりそう」「大人のための口紅」と敬遠しがちな方も少なくなさそうですが。

「マットな赤リップはそうかもしれませんね。でも、コレは肌や髪、お洋服の色、雰囲気を問わず万能に使っていただける1本かなと。黒のスーツでキメたい時も、白いTシャツでカジュアルダウンしたい時も、色味が落ちにくいのでお食事のあるパーティーにもおすすめです」

――なるほど。ちなみに塗り方のコツってありますか?

「赤をしっかりのせたい時はそのまま塗っていただければOKです。『すこし控えめに』な気分の時は、唇の中央だけにのせたりリップブラシでフレームをぼかしたりしていただくといいですよ。よりナチュラルで愛らしい印象に導きます」

――ほんのすこしの工夫ですごく変わりますね。

「色味をブレンドするのもおすすめです。たとえば403番の〈Augmented Nude〉と重ねると、ガーリーなピンクニュアンスが完成します」

――面白い!気をつけたほうがいいポイントはありますか?

「薄い色味から塗ることですね。この場合だと唇全体に403番を塗ってから、413番を中央のみに重ねます。色味の境をぼかすようにブラシでトントン整えてみてください。キレイなグラデーションがつくれますよ」

――雰囲気を変えたい時にいいですね。軽い質感だから重ね塗りしてもベタつきにくそう。

「わたしは〈SHISEIDO(シセイドウ)〉のアイテムのなかでもとくにリップが大好きです。塗りやすさ・質感・色味の表現力という3拍子が高得点で揃ったのが〈テクノサテン ジェル リップスティック〉だと思います。時代やトレンドに左右されない、紛れもない名品ですね」

――岸さんにとって、赤の表現とはなんでしょう。

「“攻め”のパワーです。もうすこし自信を持ちたい時に彩るだけで、不安をスーッと消し去ってスイッチを押してくれる色。もともとモードやエッジィな系統が好きというのもありますが、シンプルに、前を向いて歩いていけるエネルギーをくれるのが赤なんだと思います」

――まさに“チャレンジスピリット”ですね。

「413番はぜひ1本ポーチに入れていただけますと。渋谷でもよくメイクアップ体験会を開催していますので、そこでまた赤のパワーを皆さまとシェアできればと思います。想像するだけでもワクワクしますね」

〈SHISEIDO〉
テクノサテン ジェル リップスティック/413 Main Frame 4,400円(税込)
取り扱い店舗/渋谷スクランブルスクエア 6F「+Q(プラスク)ビューティー」・渋谷ヒカリエ ShinQs B1・東急百貨店ネットショッピング

〈SHISEIDO〉BRAND PAGE

岸 清美(きし・きよみ)プロフィール

特別なメイクの技術指導を受けた、全国に数名の“美のスペシャリスト”として 国内の百貨店を中心にアーティスト活動を展開。主に、メイクアップイベントでのプロモーション活動を行い、デモンストレーションやLIVE配信などを通じて幅広い層に〈SHISEIDO(シセイドウ)〉ブランドの価値を発信。メイクアップトレーニングによる社内インストラクター業務も行う。多彩なカラーメイクに加え、モードメイクによるブランドの世界観の演出が得意。


Edit_Moe Nishitoba(TOKYU DEPARTMENT STORE CO.)
Photography_Kei Matsuura
Art Direction_Makiko Higuchi
Design_Anna Yanagi
Text_Megumi Nakajima
Produce_Shun Okabe(QUI)

F E A T U R E すべての記事

記事一覧へ

S H I B U Y A   B E A U T Y   N E W S 新着ニュース

SHIBUYA BEAUTY NEWS