いまどきの結婚式や披露宴の「軸」と考えられているのは、ズバリ「自分らしさ」です。
現代社会において、結婚も結婚式も「みんながするから当たり前」のものではありません。さまざまな選択や経験の中でみつけた「ひとり」と「ひとり」だから、その道のりも夫婦としてのライフスタイルもさまざま。
だから、そのスタートであるウエディングについて、二人が悩んで話し合って、最良のかたちを見つけたいと考えるのは時代にも合った、とてもステキなことなのです。

二人が結婚の約束をしたら、次は何をしましょうか？
ご両親への報告や承諾はどうですか？
おつきあいの長さや季節によっても周囲への報告のベストタイミングは異なるでしょう。
また、結婚に際して、衣裳、装花、引出物、指輪、お祝いへの御礼・・・など、用意するものがたくさんあります。それらはどこか現実離れした存在のもの。どんなマナーやルールがあるのか？金額の相場の情報はどこで教えてもらえるのか？などなど、たくさんの「！」や「？」を頭の上に浮かべて結婚情報誌や結婚式場に迷い込んでしまったお二人さんへ、ここから「結婚式は結婚式場の中だけのものではない」というお話です。

例えば、引出物を選ぶとき、迷った2つのお皿の使い心地を確かめるために1つずつデパートで買ったカップル。売り場で実物を手に取って重さや厚みを確認したそうです。それでもなかなか決められなくて、買ってお家で実際に使ってみたそうです。
親戚のウエディングの引出物でもらったものが気に入って、プレゼントにしたり、もう1つ買い足したという話も聞いたことがあります。
実は、すごく生活に密着したものばかり。
新郎新婦のお父さんの「モーニング」（丈の長いジャケットと縞ズボン）を仕立てたり、イマドキの花嫁道具のパールのネックレス、海外で家族だけで挙式したカップルがお祝いの御礼（お返し）としての「内祝」を選ぶのもデパートは便利で最適。

入籍しても結婚式を挙げないカップルの割合は約半数にまで増えた今「私たちのタイミング」「私たちの適切なチョイス」は、いつ、誰に相談したらよいのか、迷ってしまうもの。
そんなときにはデパートにいる「コンシェルジュ」や「売場のスペシャリスト」に相談して、幅広いジャンルから同時に選べるメリットを上手に利用していただけたらと思っています。

ウエディングプランナーの私にとってデパートは、すぐに使えるようなコーディネートしやすいアイテムの宝庫！
二人が未来を語り合い、ついウキウキしてしまうようなお買い物を、楽しんでください。