―ブランドの紹介を簡単にお願いします!

松井さん:店名の「ブルトンヌ」がフランス語で「ブルターニュの」を意味する通り、フランス北西部のブルターニュ地方の焼き菓子作りにならい、「ガレット・ブルトンヌ」「ガトー・ナンテ」などの郷土菓子を中心とした焼き菓子をお届けしている専門店です。香り高い味わいを、店舗に併設された店内厨房で毎日焼き上げています。

―ブルターニュ地方の郷土菓子ならではの特徴はどこですか?

松井さん:ブルターニュ半島南部の広大な塩田で塩職人の手によって作られる、世界的にも有名な天然塩"ゲランドの塩"を生かした味わいが特徴ですね。当店の多くの焼き菓子にも、ゲランドの塩が隠し味に使われていて、バターや小麦粉などの素材の風味を引き立たせて力強い味にしています。

―ではお歳暮のおすすめ商品を教えてください!

松井さん:こちらの「ブルターニュ クッキーアソルティ〈缶〉エディションスペシアル」です。当店で一番人気のアソート「ブルターニュ クッキーアソルティ〈缶〉」の限定バージョンになります。
松井さんとブルターニュ クッキーアソルティ〈缶〉エディションスペシアル
松井さん:当店のスペシャリテである「ガレット・ブルトンヌ」をはじめ、「フランボワーズ」「キャラメル・サレ」などの定番7種に加え、通常は扱っていない限定3種「サブレ・オランジェ」「紅茶・アプリコット」「プラリーヌ・オ・アマンド サレ」を入れました。一つひとつに派手さはないですが、先ほどのゲランドの塩をはじめ、ヨーロッパ産発酵バターや国産バターなど、厳選された素材を目指す味わいによって使い分け、その味わいが際立つように焼き加減にもこだわっています。
ブルターニュ クッキーアソルティ〈缶〉エディションスペシアル

―ぎっしり詰まったビジュアルも目を引きますね。アンティーク感のあるグリーンの缶も素敵です。

松井さん:ブランドカラーを基調としたこのパッケージもご好評いただいています!中に詰める際には、仕切りを用いずに立体的に敷き詰め、缶を開けたときに心ときめくビジュアルになるように心がけています。

―では限定フレーバー3種の特徴を教えてください

松井さん:「サブレ・オランジェ」は、種子島産粗糖を使ってコクを引き出した生地に、爽やかなオレンジの味と香りを忍ばせました。「紅茶・アプリコット」は上品なアールグレイ紅茶の香りが広がる繊細な食感の生地で、真ん中のアプリコットジャムが甘酸っぱいアクセントになっています。そして「プラリーヌ・オ・アマンド サレ」は、カリッとした食感が楽しい糖衣がけしたアーモンド菓子で、ゲランドの塩でほのかな塩味を加えています。
左から紅茶・アプリコット、サブレ・オランジェ、プラリーヌ・オ・アマンド サレ

―いずれも通常は扱っていないんですよね?

松井さん:はい。「プラリーヌ・オ・アマンド サレ」はホワイトデーのときに単独商品として販売したんですが、ご好評いただいたので今回のアソートに入れました。

―では定番品の中でイチオシというと、どれになりますか?

松井さん:やっぱり「ガレット・ブルトンヌ」ですね。このアソートにはミニサイズの「ガレット・ブルトンヌ ドゥミ」が入っています。
ガレット・ブルトンヌ ドゥミ
松井さん:発酵バターの風味豊かで、ラム酒の香りやゲランドの塩の塩味がアクセントになったブルターニュ地方の厚焼きクッキーですが、店頭でも焼き立て商品がとても人気で、「ガレット・ブルトンヌだけが入った缶がほしい」という声もいただくほどの、当店を代表する味わいです。

―定番品も限定品も楽しめるのは魅力です。合わせるならやっぱり紅茶ですか?

松井さん:そうですね、ストレートティーやミルクティーなど、紅茶との相性は抜群です。素材の風味や香りがいっそう広がり、幸せな余韻をお楽しみいただけますよ。
松井さん

―〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉のファンのお客様も注目の商品ですね!

松井さん:渋谷店でしか販売しない限定商品で、しかもこの組合せのアソートは今回限りかもしれませんので、この機会にぜひチェックしていただきたいです。一枚一枚丁寧に焼き上げた、こだわりがたくさん詰まったクッキーを、贈り物やご自宅でのお茶菓子としてご利用ください!