北アルプスの山々から吹き降ろす冷涼な風と雲が、香り高くきれいな酸味のぶどうを育てる松本梓川。この地を故郷とする川上氏は現在2区画の畑でシャルドネを栽培しています。その2つの区画の個性を活かすため別々に収穫・仕込み、多彩な香りと透明感のある酸味が特長のワインに仕上げました。香りは、青リンゴやレモンなどの爽やかさに加え、熟したリンゴのような甘さを感じさせる香り立ちが複雑に感じられます。口当たりの甘さからふくらみのある中盤の味わいに繋がり、酸味とのバランスがとれた味わいで、程よい厚みから、心地よい収れん感のある余韻に繋がります