ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレーは、ブルゴーニュを代表するネゴシアンのボワセ・ファミリーが所有する銘醸ドメーヌです。北はジュヴレイ・シャンベルタンから南はピュリニィ・モンラッシェまでブランド名の通りヴージョ村を中心に計44haの畑を所有し、約37種類のワインを年間に8万本~10万本生産しています。ブドウ栽培は当初から有機的な技法を用いて畑への負担を極力抑え、土壌の生命力を復元するような方法で行っています。土地の耕作には一部馬を使っていますが、これはトラクターより軽い為しっかり踏み込みながら土壌構成を傷めないという利点からです。ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレーの畑は2001年から公式な有機農法の認定を受けています。更に、新たに取得した幾つかの畑以外全ての畑はビオ・ディ・ナミ農法を導入し、処置に使うハーブもラベンダーやレモングラス、ミントなど計12種類の花自体を自社内の農園で栽培しています。
ドメーヌのスタンダード商品であるテール・ド・ファミーユですが2013年ヴィンテージから白が発売となりました。オー・コート・ド・ニュイの畑のブドウを主に使用しています。ボーヌ・ブランとクロ・ブラン・ドヴージョの樹齢の若いものも使用しているが、主にオー・コート・ド・ニュイ。軽やかでフレッシュな香り。口に含むと活き活きとした味わいでグリーンの風味もある。後味の長さが特にすばらしい。