メドック地区サン・ジュリアン村の第4級格付シャトー・ブラネール・デュクリュ。畑はサン・ジュリアンに入ってすぐ左手、銘酒街道の西側に位置しています。栽培面積は60haと中程度の大きさで、カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー22%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%の比率で植えられています。カベルネ・ソーヴィニヨンの比率がやや高めなのが特徴です。熟成は新樽比率60%の樽にて18か月熟成。濃厚な果実味とエキゾチックなアロマがあり、ブラックチェリーやカシスの香りが広がります。口当たりはまろやかでしっかりしており、セージなどのスパイシーな風味とタンニンが余韻を楽しませる、バランスのとれた重みのあるワインです。ワインアドヴォケイトで94点、ジェームス・サックリングで94-95点と高評価を受けています。