◎THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE 取扱商品
エンビナーテ”はロベルト・サンタナ、アルフォンソ・トレンテ、ラウラ・ラモス、ホセ・マルティネスの4人組からなるワインメーカーグループ。アリカンテの大学で醸造学を学んでいた4人が意気投合し、2005年に結成された。大学卒業後、彼らはワイン造りのコンサルタント業を始め、これがのちに“エンビナーテ”へと発展することになる。彼らは、リベイラ・サクラやカナリア諸島といった、主に大西洋気候から影響を受けた地域で、個性的な畑に焦点を当ててワイン造りをしている。彼らが四人組である理由は、”気が合い”、”志を同じくしている”から。その志とは、スペインの古くからのブドウ栽培文化を背景とした、その土地固有の味わいを感じさせるワインを造ること。
畑のあるオロターヴァと呼ばれる地域では、コルドン・トレンサード(三つ編み仕立て)と呼ばれる、古い仕立て方を採用している。複数の苗を一か所に植えて、それをお互いに絡ませながら枝を伸ばしていき、長いものでは10m以上にもなる。根本が一ヵ所に固まっているので、冬の間は枝を一方向にまとめてどかしておいて、他の作物を栽培することが出来る。100年以上もこの地域で続く、昔ながらの栽培方法。ワイン名は畑の呼称に由来しており、際立った酸と強く海を思わせるヨード香が特徴。