- <時期>お七夜ころからお宮参りまでに
- <のし>あり
- <水引>紅白5本蝶(花)結び
- <表書き>御祝、御出産御祝、祝 御出産
- <名入れ>贈り主が個人の場合は一般的に姓のみを書きます
- <好適品>ベビー用衣類、食器、家具、玩具、アルバムなど
「お七夜(おしちや)」は赤ちゃんが生まれてから7日目に、赤ちゃんの健やかな成長を願い行う祝宴です。
かつては、長寿の人や社会的地位のある人などに名付け親をお願いしていましたが、今では両親がわが子への最初の贈り物として期待と希望を込めて名前を付けることが多くなりました。
「孫祝い」ともいわれ、里方からの正式な訪問の機会にする地方もあります。
「お食い初め(おくいぞめ)」は赤ちゃんが一生食べ物に不自由しないようにとの願いをこめて、初めて本膳(一汁三菜)につかせる儀式で、生まれた100日目か、地方によっては110日目、または120日目に行います。
赤ちゃんのために膳、椀、箸は全て新調し、親族の長寿の方や祖父母、両親などが実際に食べさせるまねをして祝います。
出産のお祝いは、赤ちゃんのいる生活を考えて選びましょう。身内の方の場合は高級感のあるベビー服やベビーカーなどがよく選ばれます。しかし、ベビーカーが重複しても意味がないので、直接欲しいものを聞いておくのがおすすめです。
友人や知人の場合は、たくさんあっても困らないベビー服などが人気。ただし、性別やご両親の趣味などを意識して選ぶようにしましょう。個人差はありますが赤ちゃんの成長は早いものなので、サイズにも注意しましょう。
また、おもちゃ類や絵本なども喜ばれます。さまざまな種類がありますので、他の方の贈り物と重複しないようによく吟味しましょう。最近は相手に品物を選んでいただけるベビーカタログギフトが人気です。
出産の経験がある人に、もらって嬉しかったものは何かを聞いてみるのもおすすめです。ママやパパ向けの贈り物を選ぶのもいいですね。
出産後1週間を経過したくらいから1か月後くらいまでに贈るのが一般的です。病院を退院してから2~3週間はママの体調を整える期間が必要で、実家などで過ごす方もいます。直接手渡す場合は、相手の都合を確認してからにすべきでしょう。
誕生から1か月を過ぎても、半年以内であれば失礼にあたることはないでしょう。通常、出産祝いを贈るのは、赤ちゃんが生まれてからです。出産前に贈ることは失礼にあたる場合がありますので避けた方がよいでしょう。
特に贈り物の品に値段の相場はありません。別途お祝い金を渡す場合などは、適宜ご判断ください。金額的な相場としては以下のとおりです。
親族・親戚の場合、祖父母、ご両親からは2~5万円程度。ご兄弟からは2万円程度、親戚の方は1万円程度。友人や会社関係の方の場合、5千~1万円程度。