紋服着付の持ちものチェックリスト
グローバルな思考から日本の伝統やアイデンティティを見つめ直したり、一辺倒ではない自分たちらしいなにかとか、「和婚」が選ばれる理由はさまざまだと思いますが、お色直しも含めると、実に多くのカップルが「和装」を選んでいます。
パステルカラーの引き振袖やポップで鮮やかな色打掛など、流行は緩やかに推移していますが、いずれも文化的で伝統的なものがルーツとなった装いです。髪飾りや小物など、一つひとつに意味があり、カラフルでバリエーション豊かな花嫁和装に対して、男性の和装は選ぶとかコーディネートするというような性質のものではありませんが、着せてもらって初めて経験できる羽織袴は、結婚式を挙げる価値のひとつとして強くおすすめしたいものです。

レンタルのセットに含まれているもの、含まれていないものの確認が必須とされていますが、慣れない名前は覚えきれるものではありません。
ぜひこのチェックリストをご活用ください。
紋服着付の持ちものチェックリスト
・羽織り
・袴
・着物(長着)
・長襦袢
・羽織紐
・角帯
・白扇
・腰紐3本
・衿芯
・雪駄
・足袋・補正タオル(2~3本)
・下着(上下)
など。

下着としてのTシャツは、汗をかいたり、着物がすれたりするのが気にならないために。
衿まわりが広めにあいているVネックかUネックのもの。
Uネックは首まわりのあきが色々なので、Vネックのほうが安心です。
袴の中に履くズボン下は、
Tシャツと同様に、汗をかいたり、着物がすれたりするのが気にならないために
という目的のほか、
足元がすーすーするのに慣れていない男性が多いので、
モモヒキか、ヒザ下くらいのスパッツを履くと安心です。
下着はいずれも外から見えませんので、色柄は指定されませんが、白無地か黒無地の新品のもの というのが教科書的な答えになるでしょうか。
移動が多い場合(ロケフォトなど)雪駄に慣れていない場合には足袋のまま履けるサンダルなどをご用意いただくこともあります。
購入の場合、レンタルの場合、またお店によるところもありますので詳しくは(必ず)着付け担当にご相談されますように、お願いします。