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「結婚する子どものために 親がすること、できること」(1)

「結婚する子どものために 親がすること、できること」という本を出版しました。
内容は名前のとおり、結婚する子どもをもつ、お父さんお母さんのための結婚や結婚式の準備の手引きです。

時代とともに、結婚式の一般的なイメージや目的は変化していますが、中でも最も大きく変わったことの一つに「親」の役目やスタンスというものがあると思います。
例えば、現代の結婚式は「〇〇家〇〇家ご両家」のものであり、招待状は両家の父親の名前を差出人として結びの「謝辞」も新郎の父親が行なうのを定型としていましたが
この十数年のあいだに、招待状は新郎新婦の名前で送られ、新郎の謝辞で結ぶというのが定番となり、「〇〇太郎さん花子さんのウエディングパーティー」と位置付けられるようになりつつあります。

結婚が家と家とのものから、個と個のものになったと表現されていますが、実際その本質はもっと多様で繊細です。
結婚式とはある意味、そういったそれぞれの結婚のビジョンや家族のかたちを表現する場と言えます。
かつての結婚式は「人と同じにしてこそ一人前」という面があったのに対して、今どきは「自分らしさ・ふたりらしさ」がキーワード。結婚式を「結婚までの歴史や人のつながりを改めて見つめる機会」として、また「これからどのように、どのような人たちと生きていこうとしているのか」を表明する場と考えられています。
流行や誰かの経験に左右されずに、どんな人を招いて、どんな衣裳でどんな場所で行なうのか、自分たちで考え、自分たちに合ったスタイルを見つけることが大切です。

多くのカップルがこの経験を通じて、自分のことや結婚する相手のことをより深く理解することになります。同時に自分のまわりの人のことを知り、その人たちに自分がどのような影響を受けてきたのかを知ることになります。感謝や尊敬を新たにするということも少なくありません。
お父さんお母さんは、正しく導こうと先回りするよりも、そのような気づきや変化を一緒に受けとめ、一緒に悩んだり一緒に楽しんだりしながら準備をすることで、一緒に「達成感」を味わうことができるのではないかと思います。
大きくなった子どもたちが、家の外でどのような人たちと出会い、どのような日々を重ねてきたのか、どのような顔を持っているのかを知ることで親子の絆を深めることができるのも、結婚式にしかない価値と言えるのではないでしょうか。