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ともに食事をする価値とは

結婚式を挙げることの意味や価値は、一人ひとり異なります。
結婚する「ふたり」も一人ずつそれぞれの意味や価値を期待し、実感することが大事だと思っています。
ケッコンシキと一口に呼ばれますが、日本人にとって日本語の「結婚式」とは、そのうち半分くらい「披露宴」のことを指しているので、ここでもそのように使いました。
清めや誓いの儀式にもお酒があり、親族や地域の人たちを精一杯の食事でもてなす慣習に由来した、無意識にある国民性なのかもしれません。

一方、結婚式に限らないこととすれば、世界的に見ても、祝いの場や親交の場として、ともに食事をとるのは基本です。
ディナーなのかランチなのか、誰と誰が食事をしたのかということが世界的なニュースになるのは、その後ろに、訪ねた側と招いた側の関係性や親密度が見えるからでしょう。
一人と一人から、国と国まで、家庭料理から国際的な正餐まで、あらゆる立場の人々がさまざまな目的でともに食事をとり、酒を酌み交わすことで、そこでしか得られない時間や会話を共有することは、その内容が楽しいかどうかという以上に、その場をもつ(=時間、お金、手間などを含め)ということ自体に表現される思いや目的があるということでしょう。

「結婚式」という言葉に絶対的な定義はありません。
ドレスを着なくても、あるいは、結婚式場に行かなくても、誰の立会いがなくても、本人たちがそう呼ぶならそれは結婚式です。
そのとき、もし1日時間がつくれるとしたら、家族や親しい人たちなど予定を合わせて食事をすることをおすすめします。
現代人は「気まずい」を最も嫌うので、コミュニケーションや宴会の進行に自信がある人でなければ、事前に予約して、丁寧にサービスされるコース料理がよいでしょう。
高級なお店でなくても、あれば個室や窓側など静かで落ち着いた席が安心です。
始まりに当人たちが「来てくれてありがとう」と挨拶を。乾杯は招待した誰かにお願いして、ご発声には「ありがとう」「よろしくお願いします」と応えます。
同じ食事をとることで「おいしいね」とか食材や調理法を話題にすることで「共有していること」を確かめ合うのも大事です。また、食事やお酒などの好みを知る機会にもなるでしょう。
当たり障りのないことのようですが、互いの家族や友人を知り、積み重ねる日々の始まりとしては、そんなかたちに大きな意味があることを、きっとその先に知ることになるのではないかと思います。
結びには、その食事を経て、感じたこと、気づいたことなどをベースにしたお礼と「これからもよろしく」という挨拶で締めます。

食事をとる2〜3時間はテーブルで向かい合い、その相手や会のためだけに使われる時間です。これは意外と貴重なことです。
そして、人柄の(素の部分)が見えたり、共有したという思い出は、大切な人たちとの情報となり、今後の付き合いのヒントになるはずです。