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蔵の歴史
菊姫のある白山市鶴来地区は、金沢より歴史は古く、菊姫の創業は天正年間といわれています。「太閤記」にも醍醐の花見に豊臣秀吉が是非にと「加賀の菊酒」取り寄せた事が記されています。又、白山比咩神社の神酒として、菊酒は連綿と一千有余年にわたる伝統も誇り、奈良朝以来醸造されてきました。菊姫は、安土桃山時代天正年間(1570~1600年)に、「小柳屋(おやなぎや)」としてこの地に創業。以来四百年以上、連綿と酒造りを継承してきました。その名の由来は、白山信仰の総本山である白山比め神社の御祭神、「菊理媛(くくりひめ)」からである、と伝えられています。
造りへのこだわり
原料の米は、兵庫県吉川町産の特AAA地区の山田錦をほとんどの酒で使用しています。菊姫には「精米を他社に頼むようなら、酒造りを止めろ」と家訓があります。全量自家精米で、「米本来の旨味のある酒」を追求し、酒造りには、一切の妥協を排し手本なき究極を目指して、現在考えられる最高の環境で醸造しています。「造りの違いが味の違い(ラベルの違い)」と明確な主張を持った商品群です。菊姫は、飲みやすいだけの酒や、万人受けする酒、あるいは目新しさを狙った奇抜な酒を造ることは、全く考えていません。米の旨みがしっかり感じられる酒、一口呑んで違いがわかる酒、世の中の流行り廃りに左右されない酒を目指しています。
菊姫の酒造り
昭和42年の全国新酒鑑評会への初出品以来23年間連続して受賞し、その高い酒造技術によって吟醸酒・純米酒などの高級酒を中心に製造・販売しています。昭和43年には、原料をはじめとした造り全体を品評会レベルまで高め、なおかつ飲んで旨い吟醸酒として「大吟醸」を発売しました。昭和53年に「山廃仕込純米酒」を日本で最初に発売しました。この製法は酒母の育成に比較的手間がかかることや、酒質が濃醇で飲み応えのある味となることから、主流の端麗タイプの清酒には不向きであり、ほとんど消滅に近い状態でした。しかし、当社はこれを復活させ、現在では個性的な清酒を求める多くのファンに支持されています。
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