茶どころ名古屋の御菓子所「両口屋是清」は寛永11年(1634年)大阪の菓子司・猿屋三郎右衛門が尾張藩御用菓子製造のため召され、那古野本町に開業したのが始まりと記録に残されております。
貞享3年(1686)には、尾張二代藩主光友公から、直筆表看板をいただきました。伝統に真心をこめて皆様に喜んでいただける品をお届けしております。
両口屋是清の歴史
寛永十一年(1634)、初代・猿屋三郎右衛門が名古屋・上本町の地にて創業。三郎右衛門は、上本町に家を借りると近くの武家屋敷や商家を相手に饅頭を作りはじめました。寛文十一年(1671)、初めて藩の御用菓子をつとめ、貞享三年(1686)、尾張藩主・徳川光友公より直筆「御菓子所 両口屋是清」の表看板を賜ります。このときにいただいた文字は、現在でも両口屋是清のロゴとして使用されています。江戸で町人中心の化政文化が花開いた時代、両口屋是清も尾張藩の御用菓子所の老舗としてその名は他藩にまで知れわたり、わざわざ他藩から菓子を買い求めに来る人も多かったということです。江戸時代に培った信用のもと、「大勢の人に愛される菓子づくり」の伝統を守りつづけてきました。
【二人静(ににんしずか)】
昭和九年(1934)、十一代大島清治が自宅の庭に咲く白い花「二人静(ふたりしずか)」からひらめいたもので、和三盆のほんのりとした甘さが特徴。
【旅まくら】
昭和二十五年(1950)、十一代大島清治が愛知国体にご出席される天皇・皇后両陛下へ、旅のつれづれをお慰めする菓子として考案。先祖伝来の茶道具の花入れ「旅枕」の形にヒントを得た焼き菓子です。両陛下も大変喜ばれたといいます。
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