山梨県甲州市勝沼町産の甲州種を100%使用。果汁と空気をあえて過剰に触れさせるハイパーオキシデーション法の有無や酵母の種類など、いくつかのパターンで醸造したそれぞれのワインを、瓶詰め直前にブレンドしました。約7か月間のシュール・リー状態での熟成中には数回バトナージュを行い、澱からの旨味成分をさらにワインに付加しています。澱引き後にはベントナイト処理、酒石除去などの処理を行わずにろ過のみで瓶詰めしています。このためやや炭酸ガスが残った状態で瓶詰めをしているので溌刺としたワインに仕上がっています。フレッシュな果実の香り、ヴォリューム感のある味わい、きれいな酸の余韻やほのかに感じられる甘味などがバランスよくシャープに仕上がった辛口ワインです。魚介料理などに合わせて楽しんでいただきたいワインです。