リッチな果実味を主体とするモダンな造りを得意とし、ヴォーヌ・ロマネ1級のラ・クロワ・ラモーを所有している作り手です。ブドウ栽培はリュット・レゾネです。ブドウは完全に除梗し、ステンレスタンクを用いて醸造します。11~15度の温度で1週間の低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵をします。その後、17ヶ月の樽熟成を施します。カルティエ・ド・ニュイ、シャン・トラヴェルサン、プーライエール、オルヴォーの4区画からなるエシェゾーです。異なる性格をもつ区画が一体になることによって、絶妙のバランスを備えたワインとなります。果実味たっぷりで、緻密なタンニンが力強さと気品を同時に感じさせます。