創業1829年よりピノ・ノワールの聖地、シャンパーニュ地方・アイ村で家族経営を続けるグランメゾン、シャンパーニュ・ボランジェ。「We Are Bolly Family」がモットー。
職人の手による伝統製法で支えられたクラフトマンシップに裏打ちされたエレガントで質の高いワイン造りには定評があります。
創業以来、今でも木樽発酵を行っている数少ないメゾンのひとつ。一買したスタイルと安定した品質により、ミシュラン星付きレストランのシェフやソムリエなど、食のプロフェッショナルに高い評価を受け、ワイン愛好家なら知らない人はいないと言われるほどの熱い支持を得ています。
1884年には当時のヴィクトリア女王より、英国王室への納入を許される「RoyalWarrant」の授与を受けます。以来、130年以上に渡り、メゾンはこの栄首を守り続け、今日も英国王室への納入を続けています。
1973年、映画007シリーズ第8作目「死ぬのは奴らだ」以後、全15作品に渡り、「ジェームズボンドが愛飲するシャンパーニュ」としての地位を確立しています。
世界遺産としても名高いシャンパーニュ地方に179haもの自社畑を保有し、生産に必要なぶどうの多くを自社畑から供給しています。
黒ブドウ、ピノ・ノワールがアッサンブラージュのベースです。どのキュヴェにも60%以上の割合で主体となり、深みと、複雑性、力強さをもたらします。
樫樽を用いて発酵を促すのも特筆すべき点です。ボランジェではリザーヴワインをクリュ別、ヴィンテージ別にマグナムボトルで5~12年寝かせて熟成させ、アッサンプラージュの際に、5~10%の割合で最新ヴィンテージとその前の年の収穫から造られたワインに加えられます。
「贅沢な時間」をかけて長期熱成を行うのもメゾンならではです。
ノンヴィンテージのキュヴェは3年、ヴィンテージは最低5年、「R.D.」は8年かそれ以上の手間をかけて、熟成を促します。
辛口の味わいが特徴的なボランジェ。ドザージュは少量のみに控えます。デゴルジュマン後、3ヶ月間休ませ飲み頃になったワインだけを出荷します。
ボランジェスタイルの要、ピノ・ノワールをフィーチャーしたキュヴェ。規格外のアロマと独特の複雑な旨味。