ドルーアン・ラローズは1850年の設立以来、ジュヴレ・シャンベルタン村にて5代に渡ってワイン造りを続ける、家族経営のドメーヌです。シャンベルタン・クロ・ド・ベーズをはじめ、ラトリシエール・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタンなど、綺羅星のような特級畑を6つも所有しています。その畑はどれも「特級畑の中でも最良の区画にある」と言われ、どのワインも非常に人気が高くなっています。こちらの村名ジュヴレ・シャンベルタンは、ドメーヌが所有するアン・シャン、コンブ・デュ・ドシュー、コンブ・デュ・バ、レ・マルシェ、ヴィラージュ、アン・パリュー、ジュイズ、クロワ・デ・シャン、レ・ゼポワンチュール、ヴィーニュ・ベルの10個の区画のブドウを使用したキュヴェです。2017年ヴィンテージより、10区画(=DIX CLIMATS)という価値をより分かりやすく表現するために、村名ジュヴレ・シャンベルタンのラベルにDIX CLIMATSと明記しています。熟成において使用されるのは、ミディアムからミディアム・プラスにトーストされたアリエ産と二ヴェルネ産の樽。この樽によって、果実本来の香りと味わいを妨げずに、複雑なワインを表現します。幾重にも層を成す果実味やチャーミングなアロマ、美しい酸が魅力のコストパフォ-マンスに優れた1本。