ぼる塾 田辺さんが食レポ

おいしいと噂のスイーツギフト6選

吉田さんと巡る、B2 東横のれん街 スイーツ/ベーカリー/ワインフロア

一軒だけでは、帰れない。53通りのおいしさに出合える“街”

手土産を買うつもりで立ち寄ったのに、気づけば自分用の焼き菓子も、週末のパンも、お気に入りのお茶まで手にしている。
「もう一軒だけ見よう。」
そう思って歩き始めると、また気になるお店が現れる。東横のれん街は、目的のものを買って帰るだけでは終わらない場所です。
和菓子、洋菓子、ベーカリー、日本茶、紅茶、ワインまで。53店舗が並ぶこのフロアには、それぞれのお店が大切に育ててきた"おいしい世界"があります。
売場づくりを担当する吉田さんに、何度でも歩きたくなる理由をうかがいました。

53店舗、53通りの"おいしい世界"

「ここは、ひとつの売場というより"街"なんです」

そう話す吉田さん。〈とらや〉〈鎌倉 豊島屋〉〈福砂屋〉といった老舗の暖簾をくぐれば、何十年も愛され続ける定番菓子が並び、その数歩先には〈ピエール・エルメ・パリ〉や〈ピエール マルコリーニ〉など世界的パティスリーの華やかなショーケースが広がります。
さらに焼きたてのパンが並ぶベーカリー、日本茶や紅茶の専門店、世界各国のワインを取り揃えるショップまで、一軒ごとにまったく異なる世界観が広がっています。
「今日は大切な人への贈りものを探したい」
「自分へのご褒美を買って帰りたい」
「ワインに合わせるチョコも選びたい」
訪れる理由は人それぞれ。それでも「東横のれん街へ行けばきっと見つかる」と思っていただける品揃えを目指しているといいます。

来るたびに、新しいおいしさと出合える

東横のれん街の魅力は、常設店舗だけではありません。フードステージB2やイベントスペースでは、1〜2週間ごとに話題のショップや初出店ブランドが登場し、訪れるたびに景色が少しずつ変わります。
「前に来たときには、このお店はなかった」
そんな発見があるから、何度訪れても新鮮です。
定番の商品を買いに来たつもりでも、新しく並んだポップアップショップをのぞき、思いがけず予定になかった一品まで連れて帰ることもあります。
吉田さんが大切にしているのも、「また来たくなる売場」であること。老舗の安心感を守りながら、新しいブランドや限定商品との出合いを絶やさないことが、この街らしさにつながっています。

歩く人それぞれに、この街の楽しみ方がある

休日の朝、開店と同時に〈ポール バセット〉へ向かう人。パンケーキとコーヒーでひと息ついてから、ゆっくりと店内を巡る人。
〈H&F BELX〉では、試飲を楽しみながら、自分好みのルイボスティーやハーブティーを探す人の姿も見られます。
仕事帰りには、ご家族への手土産を選ぶ人。大型連休前には、帰省土産を探す人。
週末になると、ご夫婦やカップルが「これも気になるね」「どっちにしよう」と話しながら店を巡る光景も、このフロアではおなじみです。
急いで目的の店だけを目指すのではなく、それぞれのペースで歩きながら、自分だけのお気に入りを見つけていく。その時間そのものが、この街の楽しみ方になっています。

まずは、街を歩いてみる

初めて訪れる人は、53店舗という多さに少し驚くかもしれません。そんなとき吉田さんがおすすめするのは、「まずは一通り歩いてみること」。
目的のお店へまっすぐ向かうのではなく、気になるショーケースをのぞき、季節限定の商品に目を留め、フードステージまで歩いてみる。
そうして店を巡るうちに、「今日はこれにしよう」と思える一品が自然と見つかります。
買うものを最初から決めるのではなく、歩きながら少しずつ選択肢を広げていく。それもまた、この街ならではの楽しみ方です。

一軒だけでは終わらないから、また来たくなる

吉田さんが目指しているのは、「商品がたくさん並ぶ売場」ではありません。
老舗の和菓子に心を動かされ、話題のスイーツに目を奪われ、季節限定の商品に足を止める。その一つひとつの出合いが重なって、「また来たい」という気持ちにつながっていく。そんな街でありたいと考えています。 今日は手土産を探しに来たはずなのに、自分へのご褒美まで見つかってしまう。
予定通りに買い物を終える日もあれば、思いがけない一品との出合いに寄り道する日もある。
53店舗それぞれが異なる世界をもち、それらがひとつの街としてつながっているからこそ、歩くたびに新しい楽しみが生まれるのです。
目的の一品だけを目指すのではなく、少し遠回りをしてみる。その時間まで含めて味わえることが、東横のれん街ならではの魅力なのかもしれません。

ShinQs 東横のれん街 吉田 望美さん







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