結婚が決まったら。
「結婚式の前にしておいたほうがいいこと」とは(2)
前の記事では「結婚式」をしないとしても、結婚を機に、しておいたほうがいい(と思う)ことを3つをご提案しましたが
つづいて、とくに結婚式を意識して、しておいたほうがいい(と思う)ことを2つ、挙げてみます。
挙式披露宴の準備が始まってすぐにこのお話をしてもピンと来ないような、理想論のように聞こえがちですが、実際には、少しずつでも日々の積み重ねが物を言う課題です。これによって、余計な緊張なしに、見栄えや写真映えを手に入れることができるはずです。
ピンと来なくても、ぜひ取り組んでみてください。きっと「しておいてよかった」と思っていただけると思います。

◆笑顔の練習をする
実際には「所作全般」をシミュレーションしたり、練習したりすることがとても有効であるという話なのですが、「笑顔」が最強カードで、多くの心配をカバーしてくれるものになります。ただ顔の筋肉を動かすだけの練習ではなく、その日その場で誰がどんな顔でこちらを見てくれているだろうかと想像しながら笑ってみると、鏡の中の自分が、その心境の表現の仕方を教えてくれるかもしれません。
また、美しいお辞儀とはどんなものかを鏡の前で確認してみるとします。首だけ前に出したり、ペコペコと小さく動くのでもなく、一方で、接客マナーやビジネスの場のようなマニュアルでは通りでもない、自分らしくかわいく見えるお辞儀とはどんなものだろうと考えて、いろいろ試してみるのもいいと思います。衣裳を着るとお辞儀も手を振ったりすることも普段のように軽やかには出来ないものですが、練習しておくと体のコントロールもしやすくなるはずです。
◆エスコートに慣れておく
「男性が前を歩く」なんて言うと時代錯誤と感じられるかもしれませんが、婚礼衣装に限っては、女性が後ろを歩くべきメリットや合理性があります。ですが、普段はそうでもないのに、大掛かりな花嫁姿におっかなびっくりな感じになって、男性が後ろを追いかけて歩くことになってしまうというのは珍しいことではありません。花婿が前を歩いたり、段差などでさっと手を出したり、写真を撮る時に花嫁の手を腰に回したり、というようなことが自然にすっとできるように、普段からちょっと意識して過ごされてはいかがでしょうか。
ドレスの場合、花嫁は足元が見えない(見えにくい)ので、前を歩いてくれるとガイドになりますし、多くは裾を引くため、花婿が後ろを歩くとすると、かなり離れた位置になり会話もしづらくなります。ドレスでも和装でも、ほとんど裾のケアなどのため「介添人」が花嫁のすぐ後ろ、ななめ後ろを歩きますので、花婿がその後ろでは距離があるのも当然です。また、実態はともかく、伝統的な感性から「強く生意気な花嫁」「弱く頼りない花婿」というイメージがネガティブに届いてしまうのも厄介なものです。
不自然さは「照れ」や緊張にも繋がりますので、練習しておくに越したことはありません。もちろん女性も同様に「エスコートされる」ことに慣れる必要があるでしょう。普段から「男性が右側・女性が左側」の立ち位置を守るなど、ぜひ楽しんで練習してみてください。

写真がニガテとか、緊張で恥ずかしい思いをしたくないというような特別な理由がなくても、準備は誰にとっても大事なことですので、もしピンと来なくても、まずはぜひ試してみてください。