式場見学に行こう(3)
[見学後]
複数の式場を見学に行く場合には、感じたことや情報を忘れてしまわないように、しっかりメモを残しておきましょう。
圧倒的な「直感」がふたりに共通してあったとすればいいのですが、候補の絞り込みは、メモや見積りなどを使って比較検討することをおすすめします。
●検討ポイント
・費用の支払い時期、方法(前払い、クレジットカード使用可不可)
・持込料(衣裳、引出物、ブーケ、手作り品などの可不可と、可ならその金額)
・サービス料(「料理・飲み物・会場費」の10%程度が相場。その範囲や率が異なる場合があるので確認すること)
・延長料(予め人数や演出などの希望により設定された時間より多く利用する場合、当日想定外に延びた場合の対応、計算方法を確認すること。とくに、会場使用料+ドリンク代、司会者、ヘアメイク、カメラマンなどかかる項目を要確認)
・キャンセル料(日にち変更やなにかの事情でキャンセルする場合、どのタイミングでいくらかかるのか、また、大きな人数変更でも違約金のようなものがかかることもあるので、規約などを確認する)
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仮予約(無料)
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申込み、本予約、契約
(50,000〜300,000円が相場)
支払う費用の一部の「内金」となることが多いが、予約だけにかかる場合があるので確認すること。
キャンセルや内容の変更の場合に返金されないので、お金に関わる規約はとくに注意しましょう。
希望や条件はさまざまで、初期準備の「なぜ?」を飛ばして始めた場合にはとくに、式場見学を決めてから、自分たちが優先すべきものに気がつくカップルが多いため、実際に下見を始めてから大きく方向転換するカップルも少なくありません。
一般的には情報収集を始めてから1〜2ヶ月で決めるカップルが多いと思いますが、ほとんどのウェディング会場下見は予約制ですから、思い通りのスケジュールで決めるのはなかなか大変。いつまでに決めるか目標を決めて、迷い過ぎて混乱することのないようにしましょう。
ふたりの希望のリストアップ (譲れないポイントなどをふたりで出し合う)
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両親の希望を聞く
結婚式経験のある友人、先輩に相談
資料請求(5〜10会場程度)
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下見予約(2〜5会場程度)
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日取りの最終調整(家族親族・どうしても出席してほしい人たちに確認)
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申込み
式場見学の前後も含めて、考えるポイントや調整するべきことは段階的に推移していきます。
整理するのを手伝ってくれる人はいても、考えたり話し合ったりすることは、ふたりにしかできないことだということを忘れずに、ひとつずつ整理しながら、焦らずに進めていきましょう。