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Wine Columnワイン コラム

  • 伴良美のオススメ!

お正月料理にもぴったり
スペインのプレミアム・スパークリング
1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス カヴァ・ブリュット

ラベルが語るワイン物語

CDやDVDにジャケ買い、という言葉があるように、ワインもラベルが奇麗なものや、興味深いデザインのものには、つい手がのびてしまいます。実際にワインのラベルは、ワインの歴史やエピソードを伝えるものが多く、そこにはさまざまな情報や物語が隠れています。ラベルのささやきを聞きながらワインを飲めば、いっそう美味しく楽しく感じられることでしょう。

新年の始まりには泡立ちも華やかなスパークリングワインで乾杯をしたいですね。東急フードショーでは、ソムリエなどプロのスタッフによって厳選した世界のスパークリングワインを数多く取り揃えています。この時期ぜひ、飲み比べを楽しんでみてくださいね。今月はその中でもスペインのスパークリングワイン、カヴァの最高峰をご紹介しましょう。

栽培・醸造のトップワイナリーがジョイント 1+1=3の相乗効果を目指す

写真:寝食惜しまず畑仕事に励み、葡萄栽培の求道者ともいえるピニョル夫妻。
ラベルに描かれたワインの名前は「1+1=3」。スペイン語でウ・メス・ウ・ファン・トレスと読みます。ワイン名を数字にするなんて、とてもユニークで解りやすいですね。 このワインはカヴァといわれるスペインのスパークリングワイン。カヴァの聖地で最高品質の葡萄を栽培する「ピニョル家」と、スーパースパニッシュワイン「カウス・ルビス」の生産で知られる「エステーベ家」がタッグを組んで生まれました。

「スペインの栽培と醸造のトップが力を合わせることで、1+1=2ではなく相乗効果によって高度な次元のワインを生み出し3になろう」という志でワイン造りを行い、世界にも名を馳せるカヴァとなった1+1=3。では他のカヴァと比べて具体的にどのように優れ、高い志をもって造られているのでしょうか。

すべてを完璧に行うこと。完全オーガニック栽培と古樹がもたらす深い味わい

写真:バルセロナ北に広がる30㏊の畑。収量をよく抑え、無農薬・化学肥料を使用しない完全オーガニック栽培を実践。
醸造家のジョゼップ・ピニョルさんは、「栽培に秘訣とかノウハウはありません。ただひたすら、いい葡萄を作り、すべての作業を完璧に行うだけなのです」と。ピニョルさんは、趣味も持たず余暇もとらず、葡萄栽培の最盛期でも4時間睡眠でほとんどの生活を葡萄栽培に注ぐ求道者ともいえる人なのです。

健全で素晴らしい葡萄を栽培するためには、除草剤や殺虫剤、農薬は一切しようしない完全オーガニック栽培を実践。通常のカヴァよりも古木の、平均樹齢20年の葡萄の木を使用。そのためこの1+1=3のカヴァは、ピュアな果実感と奥深い柔軟な味わいの両方を兼ね備えています。

シャンパーニュと同じ 一番搾りのフリーラン果汁のみ使用

写真:キュヴェの一部は樽で熟成、一般的なカヴァとは一線を画する丁寧な醸造を誇る。
さらにエステーベ家が行う醸造も非常に丁寧で緻密です。通常のカヴァは少しでも多くの量を作るため二番果汁まで使いますが、1+1=3は一番搾りの果汁のみを使用。そのため、雑味のない清らかな研ぎ澄まされたキュヴェとなります。また、そのキュヴェを瓶に詰めて、さらに15カ月間熟成することで、きめ細やかな泡立ちを醸し出します。

このように両家が力を合わせて全ての工程を緻密に“完璧”に行なっており、それによってこの価格帯では驚きの傑出したカヴァを生み出しています。「私たちはお互いが協力し呼応しあうことでまさに1+1=3の相乗効果をもたらし、従来のものとは次元が違うトップレヴェルのカヴァを生み出したいのです」

スペインの高級レストランで採用 ソムリエ厳選のスパークリングワイン大賞を受賞

写真:チャレロ、パレリャーダ、マカベオのカヴァ特有の葡萄品種を巧みにブレンドしている。
1+1=3のカヴァはその素晴らしさからスペイン全土の高級レストランで採用。さらにヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、そして日本にも輸入されるようになりました。日本でも注目を集める1+1=3は、ワイン専門誌「ワイン王国」、グルメ誌「dancyu」にも掲載され、ソムリエが選ぶスパークリングワイン大賞にも選ばれました。

このカヴァはフレッシュでピュアで泡立ちがきめ細やかなことから、繊細な和食や新鮮な魚貝類とよく合います。また旨みや奥深さもあわせ持つため、おせち料理とも好相性。1+1=3のような、一年の飛躍を願って新年にお楽しみいただきたいスパークリングワインです。

渋谷 東急フードショーおすすめ

1+1=3 ウ・メス・ウ・ファン・トレス カヴァ・ブリュット
(750ml) 2,200円

生産地:スペイン・カタルーニャ地方
葡萄品種:チャレッロ45、パレリャーダ30、マカベオ25%
味わい:発泡性・白・辛口・フレッシュかつ旨みあり

平均樹齢30年の古木で、完全オーガニック栽培の収量を抑えた高品質の葡萄から生まれるプレミアム・カヴァ。長年にわたって最高品質の葡萄を栽培してきたピニョル家とペネデスのトップワイナリーであるエステーベ家がジョイントして誕生しました。一番搾りの果汁しか使用しないため、雑味のないピュアな果実感に溢れています。古木由来の深みやまろやかさも合わせもち、気品ある味わい。白身魚のお刺身、カニやエビなどの甲殻類、天ぷらや揚げ物、鍋物などの和食全般、さらにおせち料理とも好相性。お正月や年末年始の食卓で気軽にお楽しみいただけます。

渋谷 東急フードショーの売場では、他にも、ビゾル・ベルスター・キュヴェ・ロゼ、トレデルガル・カヴァ・ブリュット・ロゼなど、2,000円ほどで年末年始に気軽に楽しめるスパークリングワインをランキング方式でご紹介しております。お正月の食卓でも、華やかな泡立ちと心躍るフレッシュ感をぜひお楽しみくださいね。

著者近影

伴 良美(ばん・よしみ)

ライター&ワインエキスパート。映画、食、旅を中心に執筆。ワインと食の情報誌「ヴィノテーク」、北海道新聞、岐阜新聞などの取材記者としても活躍。世界の銘醸地や映画の舞台を訪ねた連載コラムに、フジサンケイビジネスアイ「世界銘酒紀行」「名画の舞台」のほか「男と女 名画とお酒」「シネマの名言」などがある。