お中元とは|
お中元の相場やお礼などの基礎知識を詳しく解説

お中元とは|贈る時期や相場などの基礎知識を詳しく解説

毎年お中元を贈ってはいるけれど、詳しいマナーを把握しておらず、失礼がないか不安を感じている方は多いのではないでしょうか。本記事では、お中元の相場やお礼の正しい知識やご紹介します。

お中元の基礎知識をおさえておけば、相手に不快な思いをさせることなく良好なお付き合いができるでしょう。ぜひお中元の準備の参考にしてください。

お中元の相場やお礼はどうする?

お中元の相場から大きく外れた贈答品は、相手への失礼に当たったり、逆に気を遣わせたりします。一般的な常識の範囲で贈るようにしましょう。

また、お礼をする際のマナーをしっかり踏まえておく配慮は、気持ちのよいお付き合いをするためには欠かせません。それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。

お中元の相場は3,000~5,000円

お中元の相場は3,000~5,000円です。相場の範囲内で、相手が喜んで受け取れる贈答品を選ぶようにしましょう。

例えば、小さな子どもがいる上司であればお菓子やジュースの詰め合わせを選ぶと、届いた相手がどのように楽しんでくれるか目に浮かびます。また、お中元は夏の暑い時期に贈るので、清涼感のあるゼリーやアルコール類を選ぶのも手でしょう。

相手の好みを調べておくと品物選びに困りません。普段のお付き合いから、相手がどのような物を好むのか調べておくとよいでしょう。

お礼は電話やお礼状で伝えるのが一般的

お中元が届いた場合、お礼は電話やお礼状で伝えるのが一般的です。相手へ直接感謝の気持ちを伝えると、贈った側も喜んでもらえたと安心するでしょう。

電話でやり取りをする間柄であれば電話を、そうでない場合や改まって感謝を伝えたい場合はお礼状を書きましょう。お礼状の具体的な書き方をご紹介します。

【お礼状の書き方】

  1. 季節の挨拶
    例)連日厳しい暑さが続いております。
  2. 相手の安否・健康への気遣い
    例)〇〇様におかれましては変わりなくお過ごしのことと存じます。
  3. 日頃の感謝の気持ち
    例)日頃から大変お世話になっており
  4. お中元へのお礼
    例)この度はお心遣いのお品をありがとうございました。
  5. 相手の家族への気遣い
    例)どうぞ皆々様にもよろしくお伝えください。
  6. 相手の健康への気遣い
    例)暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
  7. 日付・差出人

上記は一例のため、相手に合わせて調べるとよいでしょう。お礼状で最も大切なのは、相手へ感謝の気持ちを伝えることです。お中元が届いたら、なるべく早くお礼状を出すよう心がけましょう。

お中元の基礎知識を知って正しい心遣いを

お中元は半年の感謝の気持ちを相手に伝える大切な風習です。お世話になった方に気持ちを伝えるためにも、正しいマナーを身につけておきましょう。

相手を思い、マナーを学んだり品物を選んだりした姿勢が相手に伝わるのです。喜んでもらえるお中元を贈り、素敵なお付き合いをしていきましょう。

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