ペンフォールズの歴史は1844年、クリストファー・ローソン博士と妻メアリーが医療用として酒精強化ワイン造りを開始したことから始まります。やがて1950年代にリリースされた「グランジ」によって、ペンフォールズは世界中にその名を轟かせることとなりました。クヌンガ・ヒル シラーズ・カベルネは、ペンフォールズのワイン造りのスタイルと哲学を反映しています。ブドウは、南オーストラリア州の高品質なヴィンヤードから収穫され、シラーズとカベルネの果実味、しっかりとしていながらもなめらかなストラクチャー、程よいオークのフレーバーが調和したスタイルで知られています。伝統的な「オーストラリアン・ブレンド」で、シラーズが肉付きの良い果実味を、カベルネが細やかなタンニンの骨格を与えています。中心はプラム色で縁はチェリーレッド色。甘草、フェンネルの根、黒いバラのアロマが立ち上ります。ラズベリーやブラックベリー、ドライセージ、タイム、トーストしたオークのニュアンスが感じられ、熟したプラム、ダークチェリー、ブラックベリーのフレッシュさとテクスチャーをバニラビーンズのクリーミーさとスパイスの風味がより際立たせています。繊細なタンニンが果実味を引き立て、余韻の長さとバランスを与えています。
