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  • 平岩理緒のオススメ!

秋に食べたいロールケーキ

  • 10月のキーワード:『栗、りんご、キャラメル、ロールケーキ』

『栗、りんご、キャラメル、ロールケーキ』

ロールケーキは、いまや年代性別を問わず、すっかり大人気のアイテムです。
一年を通じて、様々なロールケーキが並びますが、今回はその中でも、秋にぜひ食べておきたいロールケーキをご紹介します。秋といえば、栗やりんご、洋梨、ぶどうなど、果実の実りの季節。

まずは、そんな秋素材を使った季節限定のロールケーキをお見逃しなく。
また、キャラメルやチョコレートなどのコクのある素材を使ったものも、秋から冬にかけて美味しく感じられる味わいです。一方、季節を問わず人気が高いのは、プレーンの生地でシンプルに生クリームだけを巻いた、スタンダードなタイプ。
素材の味や食感の特徴がしっかり出るので、作り手のパティシエによる、粉やクリーム選びへのこだわりが感じられます。手土産として重宝されるロールケーキですが、場面に応じて、よりふさわしい物を選ぶ基準の大原則があります。
それは、定番物ならば、性別や年代を特定せず、幅広い層の方達に受け入れられやすいということ。特定の素材を使ったものや個性的なタイプは、よく知っている相手に食べてもらう場面や、同じ趣味同志のサークルや、女子会など近しいグループでの集まりに向いています。

りんごや洋梨など、さっぱりしたフルーツの酸味があるものは女性に好まれる傾向がありますが、栗は、男性にも熱心なファンの多い秋の味覚の一つです。
けれども、同じく秋の味覚を代表するさつまいもやかぼちゃになると、女性ファンが多いですね。 TPOに合わせて、どんなロールケーキを選ぶかも、センスの見せどころ。
この秋、東急フードショーで、今のあなたの気分にぴったりの秋ロールケーキを見つけてください。

ラ・テール・セゾン

和栗のルーロ
1,575円

新潟県産の米粉100%に、有機栽培の砂糖やれんげの蜂蜜を使った、カステラのようにしっとりと風味豊かな生地。熊本県産の渋皮栗と、ほんのりラム酒の香る生クリームを一緒に巻き上げた、優しい食感のロールケーキです。上にも濃厚な栗のクリームと渋皮栗を贅沢に飾っています。

お店の紹介
自然素材にこだわり、シンプルに、「大地の恵み」を体現したようなお菓子が魅力。国産や有機栽培、減農薬栽培の原料にこだわって、牛乳や卵も、動物達の育つ環境から吟味して選んでいるお店です。シェフのバクサ氏の真摯な思いが、新鮮な旬の素材を使い、日本の風土と四季を感じさせるお菓子としてあらわれています。

こんな時におすすめ!
誕生日、記念日のスペシャルケーキに贅沢なデコレーションで、誕生日など記念日のケーキとしても嬉しいロールケーキです。スポーツや勉強の秋。頑張ったご褒美にいかがでしょうか。

キャトル

米粉ロール
1,100円
お店には、抹茶味や、ティラミス味など、様々なタイプのロールケーキが種類豊富に揃います。こちらはその中でも、生地に米粉100%を使用したロールケーキ。ふんわりしたスポンジは、歯切れがよく、口の中でとけていく食感です。2種類をブレンドした生クリームは、コクとさっぱり感を兼ね備え、生地と一体となってとけていきます。

お店の紹介
柿の木坂本店は、1997年、目黒・駒沢通り沿いにオープン。フードショーにも店内厨房を備えていて、パティシエが仕上げたばかりのケーキが店頭に並ぶ様子を見ることができます。

こんな時におすすめ!
おやつにしたい、ボリュームサイズの嬉しいロールケーキ
ボリュームはしっかりあって、お手頃な価格。食べざかりのお子様のおやつとしても満足感充分です。

ガトー・ド・ボワイヤージュ

シブーストロール
998円
フランスの伝統菓子として知られる「シブースト」は、19世紀、フランスの名高い宮廷菓子職人シブーストが考案したお菓子です。シブーストのクリームといえば、カスタードのようなやさしさとコクのある風味。そこにメレンゲなどを加えてふわ

ふわ食感になったところを、表面をキャラメリゼして香ばしく仕上げます。中には相性抜群のリンゴ入り。吉田氏は、フランスでの修業時代にそのレシピを発掘再現し、日本に伝えた人物なのです。そんなフランスの伝統菓子をロールケーキにアレンジしたのがこちら。バターでソテーしたフレッシュリンゴを散らして、プディングクリームと共にスポンジで巻いています。本家のシブーストと同様、表面をキャラメリゼで仕上げているのが特徴。ほろ苦いキャラメリゼ部分をパリンと割っていただく、新しいスタイルのロールケーキです。冷凍状態で販売していて、自然解凍した3~4時間後が食べ頃となるので、手土産として持っていくにもぴったりです。

お店の紹介
日本の洋菓子界の先駆者としてフランスで修行し、ヨーロッパのお菓子文化に詳しい、吉田菊次郎氏が監修するブランド。
「ガトー・ド・ボワイヤージュ」とは、フランス語で「旅行用のお菓子」=日持ちのする焼き菓子のこと。気軽に持ち歩いて、旅先や野外でも楽しめるような、気取らない焼き菓子やプリン、シュークリームなどが揃います。

こんな時におすすめ!
ママ友のホームパーティへの差し入れに
コクのあるシブーストクリームのふわふわ感と、ほろ苦いキャラメリゼ、りんごの酸味の組み合わせは、秋のティータイムにぴったり。コーヒーとも紅茶ともよく合います。ママ友の持ち寄りホームパーティーにもお薦めです。

ヨックモック

南青山ロール
1,575円

「シガール」で有名なヨックモックに、実は、知る人ぞ知る大人気のロールケーキがあるのをご存知ですか?それが、ヨックモック青山本店と、都内でもごく限られた店舗だけで販売されている「南青山ロール」。東急フードショーは、この稀少スイーツが入手できる数少ない場所なのです。生地はふわふわ食感のスフレタイプで、ミルクを多めに、卵白をしっかり立てたメレンゲをたっぷり加えています。甘さ控えめの生クリームのみを巻き込んだ、シンプルイズベストのロールケーキです。

お店の紹介
社名は、スウェーデンの北部、北極圏の線上にある、森と湖に囲まれた小さな町JOKKMOKKにちなんで名付けられました。そこには自然の厳しさとは対照的な家庭の温かさがあります。その語らいを弾ませるホームメードのお菓子たちのように、真心がこもった、手づくりのおいしさを目指しています。1969年に誕生した「シガール」は、ロングセラー商品として広く愛されています。

こんな時におすすめ!
年代を問わず喜ばれる、間違いのない定番手土産にお子様からご年配の方まで美味しくいただける、“外さない”定番ロールケーキの代表格。しかも、誰もが認めるネームバリューのある「ヨックモック」ブランドの、知る人ぞ知る限定品というのもポイント。「メジャーどころのレアアイテム」感は、手土産としての付加価値大です。

著者近影

平岩 理緒

『TVチャンピオン』デパ地下選手権で優勝。
独自の視点で、都内はもとより、日本全国のデパ地下を闊歩する、デパ地下研究家として知られる。
特にスイーツへの造詣と愛情深く、スイーツ好きのためのコミュニティサイト「幸せのケーキ共和国」を主宰。

サイト:幸せのケーキ共和国(http://shiawasenocake.net/