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Sweets Columnスイーツ コラム

  • 平岩理緒のオススメ!

初夏に嬉しいぷるぷるスイーツ、ふわふわデザート

  • 6月のキーワード:パフェ、ゼリー、グラスデザート

パフェ、ゼリー、グラスデザート

各地で梅雨入りしたものの、しばらく空梅雨のお天気が続いたり、いずれにしても蒸し暑い季節の到来です。
こんな時期には、ひんやりと口当たりのよい、ぷるぷる、ふわふわのスイーツが欲しくなりますね。

ここ数年、「ベリーヌ」という、何層にも重ねられたグラス入りスイーツも流行り、今やすっかり、夏のデザートとして定着した感があります。
さらに、最近よく見かけるのは「パフェ」。
「パフェ」というと、フルーツパーラーなどでいただく、背の高いグラス入りの物が思い浮かびますが、今のトレンドは“テイクアウトできる”パフェなのです。

持ち帰りできる仕様のため、イートインできるパフェと違い、アイスクリームなどはのっていませんが、ドーム状のムースをアイスに見立てるなど、見た目にはいかにもパフェさながら。
ケーキとも一味違った、ちょっと豪華なデザートとして人気を集めています。

パフェやベリーヌは、食べ進めるうちに、ふわふわのクリームの下から、ぷるぷるのゼリーが出てくるなど、異なる食感の層が次々に現れ、変化が楽しめるのが醍醐味の一つです。

一口に、ゼリー、ジュレと呼ばれる物も、ここ数年は、ゼラチンや寒天系など凝固剤を使い分けることで、“ぷるぷる”“つるん”“とろ~ん”など、様々な表現ができるようになりました。

この季節の夜は、様々な食感を楽しみながら、豪華なパフェや喉越しさわやかなゼリーをいただく我が家の「ハッピーアワー」がお薦めです。

キャトル

■お菓子について

苺パフェ
501円

苺のムースをドーム状にのせ、生クリームやチョコレート、マカロンでデコレーションした豪華な見た目が、まるで本物のパフェのようです。
ふわふわの生クリームと苺との相性のよさは、数あるパフェの中でもやはり王道!
中には、ベリーのシロップがしみこんだスポンジが隠れていて、甘酸っぱいベリーのソースもアクセントとなっています。
グリーンのマカロンは、ベリー類と相性のよいピスタチオです。

■お店の紹介

柿の木坂本店は、1997年、目黒・駒沢通り沿いにオープン。フードショーにも店内厨房を備えていて、パティシエが仕上げたばかりのケーキが店頭に並ぶ様子を見ることができます。

■こんな時におすすめ!

自分へのご褒美にしたい、気持ちがアガる“苺パフェ”

頑張った週末やちょっと特別な時、自分へのご褒美に買いたくなる、お菓子屋さんならではの「パフェ」です。苺の甘酸っぱさが気持ちを華やかにしてくれます。
様々な食感や味わいを楽しんでください!

ラ・テール・セゾン

■お菓子について

オレンジティージュレ
399円

佐賀県嬉野の国産アールグレイ茶葉を使ったジュレと、和歌山県の栗山園の減農薬栽培オレンジを使用したジュレを層にしています。
オレンジの甘酸っぱさと香り高いアールグレイが爽やかな、ぷるぷるスイーツです。
安全性にも気を遣っているので、飾りのオレンジの果肉も安心して食べられるのが嬉しいですね。

■お店の紹介

自然素材にこだわり、シンプルに、「大地の恵み」を体現したようなお菓子が魅力。国産や有機栽培、減農薬栽培の原料にこだわって、牛乳や卵も、動物達の育つ環境から吟味して選んでいるお店です。
シェフのバクサ氏の真摯な思いが、新鮮な旬の素材を使い、日本の風土と四季を感じさせるお菓子としてあらわれています。

■こんな時におすすめ!

夏の女子会、ホームパーティにお薦め

お友達と家で集まる時に、華やかな色彩で元気が出そうなオレンジ系のゼリーはお薦めのアイテム。クリームやスポンジを使っていないので、ご飯をしっかりいただいた後でも、つるんと別腹で入ってしまう軽やかさです。

蜂の家

■お菓子について

甘夏のわらび餅
315円

今、東横店の東急フードショーでひそかにブレイクしている夏スイーツが、こちらの季節限定わらび餅。
蓋を開ければ、爽やかな甘夏の香りが広がり、アロマ効果で気持ちも癒されます。
キューブ形にカットされたぷるぷるのわらび餅は、柑橘カラーが鮮やか!
中には、甘夏の果肉がたっぷりで、サクサクした食感も楽しい一品です。
甘さは控えめで、柑橘類ならではの爽やかなほろ苦さが後を引きます。
貴重な本物のわらび粉も使っているので、吸いつくようなもっちり感と、つるんとした食感とを併せ持ち、なんとも癖になるような口当たりです。

■お店の紹介

自由が丘に本店のある和菓子店。伝統的な和菓子に、新しい感性を採り入れた創作菓子がそろいます。
看板商品の「まゆ最中」ふわっとした軽さのカステラで餡をはさんだ「くろーね」などが人気です。

■こんな時におすすめ!

暑くてもとけないぷるぷる感で、夏の手土産にぴったり!

夏場には、ひんやり冷たいスイーツの手土産が喜ばれますが、持ち歩いている間に暑さでとけてしまわないか、ちょっと心配になりますね。
そんな時、この爽やかなわらび餅ならば、とけたり形が崩れたりしないので、安心です。
食べる前には、冷蔵庫でよりひんやり冷たくして召し上がれ。

グラマシーニューヨーク

■お菓子について

オーチャード
756円

グラマシーニューヨークでは、もともと、テイクアウトできる「パフェ」を早くから発売し、人気のアイテムとなっていますが、こちらは、東急東横店限定のパフェスタイル。
他店舗の物よりも、少し背が低めでころんと可愛らしい見た目で、器が広口なので、デコレーションがより豪華に見えます。
苺やフランボワーズ、ブラックベリーにブルーベリー、大粒のぶどうなど、フルーツも大ぶりでゴロゴロとのせられています。
フリースタイルで割ったホワイトチョコレートのプレートを並べ、本物の花を飾っているのも特徴的です。
ふわふわの生クリームもたっぷりでしっかりボリュームがありますが、グラスの中身はマスカルポーネのムース主体で、ベリーの赤いソースがアクセントに。見た目の印象よりも、意外に軽く食べられてしまいます。

■お店の紹介

常に新しい情報や物、様々な人々が行き交う世界の最先端、ニューヨーク。そのニューヨークの中でも憧れの的となっている、文化と歴史に培われ洗練された「グラマシー地区」ををテーマイメージとし作り上げたブランドです。
オシャレでボリューム感たっぷりのスイーツが人気です。

■こんな時におすすめ!

記念日やお祝いのプチプレゼントスイーツに!

華やかなデコレーションに、お花も添えられた可愛らしいパフェは、プレゼント気分で、贈られた相手の方をハッピーな気分にしてくれます。
他にもチョコレート味などもあるので、好みにあわせて、同じシリーズで揃えて買ってみてはいかがでしょうか。

ベルアメール

■お菓子について

ジュレカフェ
441円

一番底にはチョコレートムース。その上にマスカルポーネクリーム、キューブ状にカットされたほろ苦いコーヒーゼリーを重ね、一番上にチョコレート入り生クリームを渦高く絞っています。
コーヒーゼリーは、ぷるっと弾力ある食感で、つるんと快い喉越し。
マスカルポーネとコーヒーの組み合わせがティラミスを思わせ、そこにチョコレートがマッチした、チョコレート専門店ならではの、夏らしいグラスデザートです。

■お店の紹介

ショコラ専門店ベルアメールが目指すのは、気温や湿度の差の大きい日本で食べても美味しいショコラ。香り、口溶け、コクを大事に、四季折々のショコラのバリエーションを、アトリエから届けます。

■こんな時におすすめ!

男性の方にも喜ばれる、コーヒー×チョコのほろ苦デザート

普段、生クリームのケーキは召し上がらない男性にも、コーヒー味はOK!という方が多いので、父の日のデザートにもお薦めです。
同じシリーズで、こちらは女性に人気の「ホワイトチョコゼリー 3種のベリーソース」などもあるので、それぞれシェアしていただけば、さらに色々と楽しめます。

著者近影

平岩 理緒

『TVチャンピオン』デパ地下選手権で優勝。
独自の視点で、都内はもとより、日本全国のデパ地下を闊歩する、デパ地下研究家として知られる。
特にスイーツへの造詣と愛情深く、スイーツ好きのためのコミュニティサイト「幸せのケーキ共和国」を主宰。

サイト:幸せのケーキ共和国(http://shiawasenocake.net/